WINDOW OF A CHILD(紙ジャケット仕様)
この作品をお気に入りの方々へ。
是非、英国で70年代に活躍した、Pacific EardrumやTurning Pointなどもお聞きになってみたらいかがでしょうか?
絶対、気に入ると思いますよ。
前者はCDも長らく廃盤ですが、後者は英国で1作目、2作目のカップリングCDが最近、リリースされました。
すぐに廃盤になると思いますから、買い逃すと一生モノですよ。
海鳥
ポーリンウィルソンの声は今聞いても大変素晴らしいものです。
また、完成度も高く、フュージョンというジャンルで、歴史的なバンドといえます。
このアルバムだけでなく、どれもお勧めです。
最近reunionしたそうですが、ライブアルバムでも出してほしいですね。
ライト・ザ・ライト
ぼくが高校生の頃、輸入版を買った。輸入版だったので反りがあり針が飛んで聞きにくかったな。聞きすぎたのかな。当時流行のAORのさきがけみたいだった。
シーウインドがCDででれば絶対に買いたかった。
とにかく今この手の音って探してもない。軽く耳当たりのよい音、
ドライブのBGMには最適だとおもう。20年以上たっても古さを感じさせない。
Under the Sea-Wind (Penguin Classics)
正直に言えば、この本は読者によって大きく好みが分かれます。人によっては退屈と思うかもしれませんが、はまる人ははまります。全編にわたって展開されるのは環境保護への訴えでも学術的な生物学研究の論文でもありません。浜辺、磯、外洋、深海にいたるまで海の様々なフェイズとそこに住む生き物たちの姿が淡々と描写されています。それだけです。余計なことは書かれていません。人間はほとんど登場しません。ただひたすらに自然の姿を描写し続けるという並大抵の文筆家なら飽きてしまいそうな作業。そこに作者の持つ並々ならぬ海への愛情を感じます。書かれた当時は最新の生物学にのっとったものだったのですが、今では決してそうではありません。それでも色あせることのない魅力を持った作品です。同著者による『センスオブワンダー』の翻訳者でもある上遠恵子さんの翻訳も丁寧で読みやすく、きわめて好感が持てます。かばんの中に潜ませて、ちょっとした空き時間に読んでいきたい作品です。ぜひ。