ベスト・クラシック100
このCDに関しては「賛否両論」・・・。レビューを読めば読むほど迷いますね。
スバリ言えば、レビューは個々人の意見までに受け止めておき、自分が欲しければ買いましょう。
多少、曲の短さには物足りなさはあるものの、6枚のCDはテーマごとに分かれており(例えば:元気の出る曲、リラックス出来る曲etc)
聞き所となる部分が収録されています。
この中から全部聞いてみたい!という曲が見つかれば、それはまた発見でありクラッシックへの扉がもう一つ開いたと思えば良いのです!
得か損かを考えず、まず自分の気持ちを優先しましょう。
星4個にしたのは、解説が一枚の紙だけだったので、冊子の方が良かったから♪このお値段では仕方ないのかな・・・。
華麗なるバレエ 6 コッペリア / ドリーブ (小学館DVD BOOK)
1993年のマリインスキー劇場管弦楽団でアレクサンドル・ヴィリュマニスの指揮、キーロフバレエの演目です。
コッペリアはE.T.A.ホフマン原作の「砂男」が原作ですが、実は人形であるコッペリアを挟んでの喜劇でもあります。従って主役はコッペリアではありませんが、その役は容姿も含めて難しいものがあります。
主役であるスワニルダはイリーナ・シャブシツ、フランツにはミハエル・ザヴィヤロフ、コッペリアにはエルヴィラ・タラソワです。見所はタラソワのリフトのある青年たちとの踊りの場面でしょうか。さすが名門キーロフといった芝居巧者が演じているだけあってその世界に引きずり込まれます。
DVD&Bookということで、ガイドがあるだけにその面白さも十分に満足できるものです。
レオ・ドリーブ「コッペリア」全2幕 [DVD]
踊りそのものはさることながら、衣装、舞台装置、音楽、演出等、どれを取っても一級品の作品。
キーロフバレエのクオリティーの高さに感服の至りです。
群舞の場面は少ないものの、ソロの場面は見ごたえがあります。
バレエを全く知らない方でも、まるで演劇を見ているかのように、充分に楽しめる傑作です。
ドリーブ : バレエ組曲「コッペリア」
良い演奏をしていますね。カラヤンの名盤です。
実際のバレエ公演やバレエのDVDでの指揮者はたいてい名前も訊いたことの無いような指揮者ばかりです。
このカラヤンの名演を聴いてしまうと、実際のこのバレエを観ても、音楽が軟弱に聞こえてしまうほどです。
コッペリアの全幕全曲録音でなかっということで星4つ。
また、このような名演奏で実際のバレエを観てみたいです。
クラシックバレエへの招待 Vol.3「眠れる森の美女」「ラ・シルフィード」「コッペリア」 [DVD]
往年の名ダンサー達が語る古典バレエの魅力
■「眠れる森の美女」/フランス革命によって、ロシアへ亡命したバレエ関係者は優遇された。フランスのバレエ最盛期同様、ロマン主義が主流となり、ロシア皇帝を楽しませる、芸術となった。プリマは、オーロラ姫に感情移入できたかと思うと、他のダンサーたちの踊りがあって混乱し、踊りずらいと言っていました。しかし、男性ダンサーの青い鳥のダンスや、オーロラ姫と4人の求婚者たちが踊る「ローズ・アダージョ」は、有名な見せ場となっています。
また、チャイコフスキーの音楽は素晴しく、不運にも「白鳥の湖」、「くるみ割り人形」、「眠れる森の美女」と古典の三大バレエを作曲したチャイコフスキーは、死後、その音楽が評価され、それは、現在も健在です。柔軟性のある作曲家で、ほとんど、振り付け師のマリウス・プティパの注文どおりに、作曲したそうです。また、今日では、この作品に限りませんが、バレエダンサーに合わせることができる指揮者が、有能だと発言していました。
■「ラ・シルフィード」/産業革命時に発表され、幅広い世代に評価され、当時は、斬新(ざんしん)だった作品。夢見がちな青年には婚約者がいて、屋敷で居眠りをしていると、妖精シルフィードがあらわれ、彼とロマンティックな時間を過ごすのですが…。4年後には、デンマークで、元男性ダンサーだったプルノンビル振り付けの男性ダンサーに趣きをおいた振り付けを発表しました。
■コッペリア/東欧の村で、いたずら好きのスワニルダは、思いをよせるフランツが、コッペリウス博士の窓辺に座っている少女に投げキッスをしているのを見てしまう。スワニルダは、少女だと思っていた人形になりすまし…。この作品は、コメディバレエと呼ばれるもので、パントマイムで思いを観客に伝えたり、面白いシーンがある作品として有名だそうです。また、フォークダンスが取り入れられているのもめずらしいそうです。コッペリウス博士を演じるのは楽しくやりがいがあるそうです。