マリーとエリーのアトリエ ザールブルグの錬金術士 Second Season(2) (マジキューコミックス)
2巻になって、エンデルク、アイゼル、ヴォルクらキャラのベクトルがどんどこズレていっています。
アンソロジーのパロディマンガに近づいているかもしれません。
ファンによっては意見が分かれそう。
あと、エリーのエピソードが少ないのもちょっと残念。
「新たな冒険!」と銘打たれていますが、例によって日常イベント中心です。
だから好きです。(笑)
なにかと闘うばかりがファンタジーではないですからね。
◎お気に入りの1コマ
P140の一枚画。
ウーナとその裾をつかんでいるミゼット。
色々事情のあるふたりだけど、ほのぼの〜です。(笑)
マリーとエリーのアトリエ ザールブルグの錬金術士 Second Season(3) (マジキューコミックス)
越智先生のマンガとは
ミニ四ファイターの頃からの長い付き合いです。
なので元のゲームを知らないので申し訳ないですが、
このマンガも大すきです。
というか続編とはいえ同人連載のマンガをコミックにしてくれるなんて・・。
エンターブレイン万歳!
そしてこの巻の最大のサプライズは
オリキャラの挿入です。
まあ、一巻の頃から生徒役でチマチマ
出てた少年なんですが、
番外編として彼が冒険者の酒場で
「くまのような大きな人」に出会う
エピソードが!
長年ファンしてきてよかった・・。
無論、番外編なので世界観を崩すようなものでないです。
ご安心を。
マリーとエリーのアトリエ ザールブルグの錬金術士 Second Season(4) (マジキューコミックス)
連載が終了してから越智先生が同人に発表していたものをまとめた単行本第4巻です。正直よくここまで続いたもんだと感心します。
1〜3巻と同じで世界を救うとか英雄冒険譚とは無縁のほのぼの生活が繰り広げられています。
今回の巻ではダグラスとエリーがほのぼのいちゃいちゃしたりアイゼルがとうとう空をとんだり、独立して研究所を作ったり
オリジナルキャラのミリィがいつのまにかマイスターランクに進んでいたり、とだいぶ時間が進んでいるのがわかります。
(つまりマルローネは30はとっくに越してます)
中でも一番のお気に入りは連載時のボスキャラだったウーナがミゼットという女の子を拾ってちゃんと母親してる話がいいです。
一瞬危ないかと思った展開でも流石作中最強の一角、あっさりと切り抜けます。
また巻末にはかつてアンソロジーに載った読みきりがのってます。連載時にもでてこなかったキャラも一部出てきます。(シアかわいい♪)
連載時のほのぼのが好きだった人には必読の一冊だと思います。