シューベルト:世俗合唱曲全集
タイトルのごとく世俗合唱曲全集は多くの一般合唱曲(所謂宗教曲でない)からなるけれど、多くの教会音楽(宗教曲)をも含んでいます。(例えば、詩篇23編など、聖書から題材を得ている。) このようにすべての声楽曲が網羅されたものは知るところが無く、まとめて手に入るという事はまことに素晴しいのひとことであります。 CDが7枚とに分類され、それぞれに<無常、愛募、永遠、雄偉、自然、祝祭、歓楽>と付けられて、これまた小憎い。 輸入版ではあるけれど、ライナーノートも歌詞も日本語に訳されており(分厚い!)、頼り甲斐もあってなかなか重厚であります。いまだ聞いた事の無い曲にまでも、思いを走らせる。聞き逃しては勿体無いと思わせてくれます。合唱人(女声、男声、混声)はもちろん、アンサンブル(少人数)、リートの好きな方にもお勧めです。 (注:礼典に使用される歌詞を含むもの、ソリストの為の作品は収録されていません。タイトル通りかぁ!! (^_^;)アハハ )
新ナニワ金融道 9 (SPA COMICS)
前回、前々回の大仕掛けとは違い、個人客とのお付き合い。
とはいえ、もともとお人良しの夫婦を助けたかと思えば、
借金地獄に落とし、法律スレスレ(アウトか?)の仕掛けで追い込みを掛ける。
今回は灰原君の身の丈にあったお話しであり、「上巻」と記載されているので
次巻で終わるであろう長さも丁度良い。(まさか中・下と3巻にはならないだろう)
但し、産廃の山やんを引き込んでの”ビデオ撮り”を脅迫ネタにしたところは、
金融屋の範疇を超えていると思うので、星一つ減点。
読むだけで人生が変わるたった一つの方法―伊勢白山道Q&A事典 (リュウ・ブックス アステ新書)
誰にでもわかりやすく書名の付け方からこれは宗教であると宣言しています。
内容も先祖供養の勧めなど「ひとつの方法」が普遍的で有るかのような記述が多いようです。
もちろんリーマンさんが間違っているわけではありませんので、リーマンさんの述べていることが
唯一絶対と思わないようにすると回り道しなくてすみます。(回り道もまたOKではありますが)
魂はそれぞれの系統があるので、すべて鵜呑みにしないで自分に合った世界観で読むといいですね。