モテ脚骨盤ストレッチDVDレッスン (主婦と生活生活シリーズ)
骨盤の広がりを改善したく、色々な本をチェックしていたところ、こちらの評価がとっても高かったので
即購入しました。「なか見!検索」がなかったので、ちょっと心配だったのですが、届いた本を開いて
やはり内容を確認できなかったのは痛かったなと思いました。レビューで道具が必要ないと書いていらっしゃった方もいましたが、このストレッチ、イスがないとできないものが結構あります。それも座った時に太ももとひざ下が直角になるくらいの高さのイスです。普通はお尻の方が高くなっていると思うので、イスがある場合でも足元に台を置くなど、工夫が必要です。100名以上の方のレヴューでそのことに触れている方がいないのが不思議です。私は1人暮らしで床に座る生活をしているので、イスを使っていません。使っているテーブルがちょうど良い高さだったので今はそれを代用しています。これから購入する方は、その点を考慮したほうが良いかもしれません。
でもストレッチの内容はたしかに効果がありそうです。ポーズをとっている時、どこに効いているか分かりやすいですし、久々に筋肉痛になりました。2週間くらいで効果が出た方が多いようなので、楽しみです。
家 族 計 画(限定版:ボーカル曲入りサウンドトラック 山田一書きおろし作品解説付き、攻略チャート&設定資料集 同梱)
この家族計画という作品についてとても評判が良い作品だと言うことを知ってはいたんですが、なかなかやる機会が無く今回の移植版が初プレイです。
まだ今途中なんですが非常に面白いです。田中ロミオ(山田一)さんのギャグセンスはさすがですね。思わず1人で爆笑しちゃってます。
キャラもみんなかなり個性があって会話も飽きないです。
ただ他の方がレビューに書いていた通りシステム面はあまりよくありません。データインストールがあるのは嬉しいんですが、一度スリープモードにすると、「データの読み込みに失敗しました」と表示されてしまい意味が無いです。一度起動し直せばいいのですが、面倒くさいです…。また自分はインストールしたはずのデータが勝手に消えることもありました…。
また章の名前が変わるはずなのにずっと同じ表示になってたり、音ズレが起こったりと残念な点が結構あります。
とまあシステムに関して不満は有りますが、我慢出来る範囲ですし作品は間違いなく名作だと思うので買って損は絶対にしないと思いますよ。
生春巻き [DVD]
途中からばっさりカットの曲とか、なぜかCD音源の曲とかもあったけど、それを差し引いても素晴らしいと思う。特にトレモロ〜セプテンバーさん〜me me she の繋ぎが最高。
あと、演奏うまい。洋次郎は本当にCDと変わらずものすごい勢いで舌が回り、桑はヘビーなリフからヒキコモリロリンで見せる軽快な単音カッティングまでそつなくこなし、武田のエンタテインメント性を感じさせるスラップや終始笑顔で華麗にハイハットをコントロールしながらリズムを支える智史も印象的。同じ音楽やってるものとして鳥肌が収まらない90分だった。
へうげもの(13) (モーニングKC)
先ず衝撃を受けたのが真白きカバーにシルバーのタイトルと広い余白、奇抜ながら美的なデザインに目を奪われて候。決戦の直前と言う事もあってキナ臭い事件が次々と起こり、石田殿の苦悩も深く伝わってきます。クールな石田が必死にもがく姿に噴出してしまいますが、この第13巻で最も輝いているキャラクターもおそらく石田でしょう。作品タイトルに関わる古田織部のエピソードにも清々しい感動を覚えましたが、個人的に注目したのが結城秀康の存在です。不遇の武将ながら評価の高い秀康が、少ないページ数にも拘らずその片鱗を見せる『石田正宗』の逸話を収録、おもわず結城秀康の歴史をネットで調べてファンになってしまいました。
ゾラン・ジフコヴィッチの不思議な物語 (Zoran Zivkovic's Impossible Stories)
タイトルにもあるとおり、三編ともに『奇妙な味』テイストの話でミステリ好きSF好きなら存分に楽しめる仕上がりとなっている。巻頭に配されている「ティーショップ」の主人公は旅行の途上にある女性。列車の遅れで二時間半の待ち時間ができた彼女は駅前のティーショップに行って時間をつぶすことにするのだが、四ページもあるメニューを見ればそこにはキャベツのお茶、ニンジンのお茶、イラクサのお茶なんて奇妙なお茶が目白押しで、果ては風のお茶、雲のお茶、春のお茶なんて突拍子もないお茶が並んでいるのである。そこで彼女がオーダーしたのは『物語のお茶』。物語を心から愛している彼女にはまさにうってつけのお茶なのだが、これを飲んだ彼女には文字通り物語が押し寄せることになる。
いってみれば、ありがちな展開なのかも知れないが、ここで語られる連鎖する物語のおもしろさは格別だ。それが円環となってウロボロス的に続いている様はすごく魅力的なのだ。ラストは予想通りになるのだが、それでもこの話の魅力は薄れない。好きだなぁ、こういうの。
次の「火事」はまさしく幻想小説の真骨頂ともいうべき作品で、これは安易に語ってしまうことのできない作品。夢と現実が曖昧にぼかされてゆき、そこに誰にも真似することの出来ない鮮烈なイメージが覆いかぶさってくるのである。
ラストの「換気口」は、その素っ気無いタイトルからこんな物語が立ち上がってくるとは誰にも予想できない作品だといえるだろう。未来を予測することが出来るという女性が拘束衣を着せられ閉じ込められている真っ白な部屋。装飾品は一切なく頭上高いところに人間の出入りできない換気口がひとつだけ取り付けられている。彼女は自殺未遂でここに入院している患者なのだ。そこへ訪れる一人の医師。話を聞く医師に彼女は拘束されたままで再び自殺すると言うのである。いったいどうやって自殺するというのか。また未来が見えるという彼女がどうして自殺を試みようとするのか?この作品は三編の中で一番ミステリ色が濃い作品である。ひとつ忠告しておくが本書にはページの上部にイラストが描いてあるのだが、この「換気口」だけはパラパラと最後まで見てしまってはいけない。最後のページで少し仕掛けが施してあるので、それを堪能したい方は絶対パラパラしないように。