For You
だけれどこの曲がEDで使われるアニメの雰囲気がとても切ないためこの歌も何だか切なく感じます。
放浪息子を見て、この曲を知って、アニメとの相性もあり自分の中でとても良い曲になり買ってみました。
つまり自分の中ではアニメありきな訳で、アニメを知らない人にとっては参考にならないレビューかも知れません。
歌唱力や楽曲の完成度はやはり高く、カップリングも良い感じです。このアーティストを知る良いきっかけになりました。ありがとうノイタミナ。
アニメで使われるバージョンとはまた違ったアレンジがされているため、あのEDが欲しいという人は注意が必要ですが、これを買っても損はしないでしょう。
あと目的の一つであった志村貴子先生の描き下ろしステッカー(初回板は女装男装バージョン)も素敵です。
できればEDバージョンも入れて欲しかったですが満足です。アニメ放浪息子が好きな方は是非。
放浪息子 4 [Blu-ray]
文化祭が終わり、季節は秋から冬へと移っていきます。
第7話で修一は思春期特有のビキニ・・・いやニキビで悩み、それを安那に相談しているうちに親密な関係に。
さおりは文化祭の演劇での活躍が認められて修一と共に演劇部にスカウトされ、バレー部を辞める。
しかし、またもよしのとさおりが冷戦状態に突入。無視された腹いせというか当てつけに修一が安那と付き合っていることを教えてしまう。
ショックを受けたさおりは不登校に。よしのはさおりとの仲直りを試みる・・・・・。
第8話で早くも1年が経過して修一たちは中学2年生に進級します。
クラスはそれぞれバラバラに。修一はかなこと一緒で1組。よしのは誠と3組。さおり・千鶴・桃子が2組。
さおりは不登校から復帰し、よしのはまたもツメエリで登校するちーちゃんが羨ましくて仕方ない。
修一は小学校時代に嫌がらせを受けた男子・土井とも同じクラスになり、波乱の予感。
安那と修一の交際は続き、修一は女装したいことを安那に告白するが、嫌われてしまうかもしれないという修一の心配に対して
返ってきたのは意外な反応で・・・・・・。
文化祭以降は展開が早くなります。
原作では冬にはスキー教室に参加したりとかあるんですが、アニメではカット。
8話で1年経過といっても前半の半年が6話掛けて、後半の半年が1話で終わりです。
こういう学園ものでは定番の「クリスマス」だとか「お正月」なんていうイベント描写も一切なし。
今後は修一の女の子になりたい気持ちと、よしのの男の子になりたい気持ちがより明確に表面に浮き出てくる展開。
それは周囲の人間との軋轢を覚悟しなければならない。
本当の「放浪」の始まりです。
放浪息子 5 [Blu-ray]
中学入学から1年が経過して、よしのはとうとう男子の制服を着て登校を始める。
ちーちゃんが先に男子の制服着て来ていたからか、周囲の反応は「カッコいい」とか好意的なものが多かった。
しかし、それを見て修一は自分も女子の制服を着て登校してみたくなってしまう。
それを増長させたのがクラスメイトの土居。修一に女装させてみたりして「学校に着て来れば?」などと挑発する。
迷う修一はちーちゃんに相談する「僕って変態なのかな?」「わかんない。でも、にとりんが可愛いのは事実だね。」
ちーちゃんは修一の相談に意外とまともな返事をしてくれた。
第9話はED曲が流れ、次回予告が入った後に普段ではない「Cパート」というべきエピローグが誠の独白で入ります。
それが起きた事件の重さや周囲の反応を際立たせる効果を生み、クライマックスへの布石となります。
そして第10話と第11話がこの作品の最大の山場でしょう。
実はTV放映時はどういう理由か知りませんが上記2話がまとめて1話として放映されていました。
ですので、今回のBD収録で単独の話として初披露となるわけです。実際。
2年目は展開が早い。文弥は文化祭のラストから半年以上未登場ってことになるし(汗)。
各キャラの出番が作中での時間の流れの早さに追いついていない感じ。
修一と安那のお付き合いも継続中だが、波乱を巻き起こす予感。
修一とよしのがお互いの気持ちに素直になって行動すると、それは=で周囲の人間との対立になってしまう。
それが浮き彫りになる青春。辛くとも前を向いて進むしかないのだ
青い花 1巻 (F×COMICS)
内気で泣き虫なふみと、明るくしっかり者のあーちゃん。
幼い頃大の仲良しだった二人は、一時交流が途絶えたものの高校生になって再会。
別々の女子高に通いながら、再び親交を深めていきます。
女の子同士の恋愛と友情を描いたこの作品。
思春期の少女達の揺れ動く心情を実にシンプルに叙情的に描いています。
現代モノですが、何となくレトロな雰囲気も漂ってます。
鎌倉の町並みやカフェ、あーちゃんが通うお嬢様学校などクラシカルで素敵です。
あーちゃんがとても可愛いです。
ふみの道ならぬ恋を理解し、時に叱咤激励する。要所々々で懐の深さを感じさせます。
ふみにとってあーちゃんは恋愛対象じゃないけど、多分誰よりも特別な存在。
ふみの心の中に咲く、小さくて愛おしい青い花―。
あーちゃんがこの先どう恋愛に絡んでくるのか楽しみです。
ところで第一話のタイトル『花物語』は、吉屋信子先生の少女小説のタイトルですね。
(あとがきで志村先生が記念館を訪れる場面があるが休館だった)
吉屋文学はまだ読んだ事ないのですが、これを期に彼女が描く「Sの世界」も読んでみたくなりました。