ゼロ金利に慣れてしまった人のためのオフショア投資入門 金融鎖国の日本でお金は殖やせません (Kobunsha Paperbacks Business)
自分でも活用してみます。
知人にも紹介をします。
金色のコルダ クラシック ファーストレッスン
金色のコルダの台詞は遠まわしな表現が多いのですがこの本でそんな台詞に隠されたキャラの本音がわかったりします。ゲーム中に出てきた解釈劇をさらに詳しくコミック化してあるのも魅力。さらにキャラのコンクール衣装についての説明もかいてあり制作者のこだわりに脱帽・・・。コルダファンならお奨めの一冊。
旅行人161号旧ユーゴを歩く〜クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、セルビア、モンテネグロ、コソヴォ
2010年夏にバルカン半島を旅した。どちらかというとアドリア海側、すなわち旧ベネチア共和国を旅する形だったのだが、クロアチアやモンテネグロを含む旧ユーゴにも足を伸ばした。この本では、とくに90年代以降のバルカン半島の状況を日本人旅行者の視線から知ることが出来る。むろん詳細な地図、交通経路等々の情報はインターネットやロンプラで得るべき。ただ現在ではクロアチアやモンテネグロは非常に人気の高い夏の観光地であり、また欲をいえばトルコ、イタリア北部(ベネチアとか)やイタリア南部(バーリとか)やオーストリア・ハンガリーあるいはアルバニア・ブルガリアなども含むバルカン半島内での旧ユーゴの最新の位置づけも触れてほしかった。この地域は最新の類書がほとんどないこともあり、旅行前にサクッと読むといい。落ち着いた良識的な編集です。
金瓶梅(11) (双葉文庫名作シリーズ)
18年の歳月をかけ、ついに大団円をむかえたわたなべまさこ版「金瓶梅」
文庫版では11巻を以て最終巻となりました。
わたなべまさこ版「金瓶梅」は原作に比べオカルト色が強いのが特徴です。
忘れた頃に登場する武大の幽霊、夢枕に立つ李瓶児、旅の導師
妖怪魑魅魍魎、呪い呪われ、もりだくさん。
脚色も多く、文庫版10巻を丸まる費やした秋鳳のストーリーは完全オリジナル。
水滸伝から意外な人物がエントリー(原作にも出てくる武松、清風山一味ではない)したり
西門慶の愛人達の末路が一部異なっていたり
予想外な展開も楽しませていただきました。
文庫版は豪華絢爛絵巻という言葉にふさわしい美しい装丁も魅力です。
わたなべ先生の描かれる艶やかなイラストを引き立てるデザインで
「金瓶梅」のイメージに相応しい本に仕上がっています。
2巻と7巻、5巻と8巻の色が被っているのが残念ではありますが…
最後まで楽しく拝読しました。長い間の連載お疲れさまでした。