孫正義名語録 事を成すためのリーダーの心得100
孫正義氏が、東日本大震災「これからどうする日本経済」という趣旨の番組に出ていた。
他の経済人は「東北大改造ビジョン」などを語っていたが孫氏は「難しいですね」として
多くを語らず「とにかく日本人がまとまる事が大事」と訴えた。
新製品発表のときの前面に出る勢いがまるでなかった。で、小生の感想「孫氏は意外に地
味だ」と思った。
2010年の世界長者番付で日本人長者の1位は孫氏だ。でもベスト100位にも入って
いない。閉塞感溢れる低迷経済・日本を反映しているし、「平等」の日本本来の姿ともい
えるかもしれない。日本から「市場原理主義」は事実上姿を消したようである。
孫氏の著書「孫正義名語録」は正直平凡なものだった。
小生が一番気に入った語録は「全国に何千もあるそば屋で1位になるよりも、3社しかな
い携帯電話事業で1位になるほうが簡単だ」という文言。ソフトバンクはNTT、KDD
に大きく水を開けられている。
日本はいつの間にかどっぷりとデフレに嵌ってしまった。そういう中で目立つ経営者の孫
氏は、人間のコミュニケーションを大切にする「日本人らしい誠実経営者」と感じ、何だ
かホッとした。
◆追記=4月2日・孫氏は東日本大震災義捐金として個人で100億円さらに将来の社長
報酬の全額を寄付しました。なかなかできないことです◆
ソフトバンク 新30年ビジョン
株主総会と社員大会での孫正義のプレゼンスピーチをまとめた一冊。それだけ見ると社員でも株主でもないと関係がなさそうな本だが、ビジネス書にしてはオールカラーでわかりやすそうな本だったためつい購入。
結果的に凄い本を買ってしまった。内容としては孫正義の考えるソフトバンクの今後の理念と展望が希望を持って書かれているのだが、そのスケールが違う。彼の頭の中では夢は決して自社のみの成功ではないようだ。「でかいこというよなぁ」と大人は笑い、人によってはバカにするかもしれないが、これを笑った人間とまじめな顔で突き進んだ人間の差が何十年か後に大きな差がでるのだろう。哲学者や心理学者の言う「理想の追い方」なんてものは結局机上の空論でしかないが、彼の場合確かに事業を成功させ一代でここまで大きな会社を作り上げている。説得力がある。凡人は「無理無理」「ありえないよ」と笑ってしまうようなでかい夢。でも天才は大真面目にここまで考えているわけだ。
凄いと思ったのはもう一つ、彼はここまで成功しているのに内容が決して「成功哲学」ではないこと。(孫正義ならカーネギーばりの成功哲学も聞きたいことは聞きたいが)偉ぶるでもなくまだ次を考える姿勢。そしてその背景となる彼の生い立ち。株主総会で生い立ちの話はどうかと賛否両論になっていたことは知っている。しかしこの話は素直に受け取っていいと思う。これを泣けない人間にはビジネスでもどこかでつまづく、そんな気がした。
また、ビジネスマンにとっては、この本は人の心をつかむプレゼンの教科書になると思う。話術の巧みさで隠れがちだが、実は彼の用意するPPT資料も練りこまれている。枚数もすごいがわかりやすい。数字などのグラフもうまい場所でいれてくる。文章も平易だ。実際のスピーチDVDがついているのでわかるが、話の抑揚にあわせた絶妙なスライドの使い方。この本を研究しても孫正義のプレゼンまでにはとうていなれないかもしれない。しかし一気に長い話を聞かせてしまうその技術は一見の価値あり。プレゼンに超一流ビジネスマンとしての孫正義を見た。
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このパックのおすすめは
『ロストチャージャー』や
『紅神龍オグリストヴァル』
などです。
My First Love
数年前、浜田省吾をもう聞く事はないだろう。
そう思っていたのは一時的に、ラブバラードの浜田省吾という
勝手な個人的先入観からであった。
もちろんラブバラードも珠玉の作品が多いのも事実だが
ロックンロールの浜田省吾が聞きたかったのも事実。
浜田省吾は自分にとって路地裏の少年でありJボーイなのだ。
久しぶりにふと過去のアルバムを取り出し聞いた時、
恥ずかしい事にこのアルバムが発売されている事に気がついた。
。。。涙が出た。これが感想である。
I Am A Father、 初恋。ああ浜田省吾だ!
彼の愛したロックンロールが生きている。
ここにある。
夢の中のまっすぐな道
今回のアルバムはなんと言っても一曲目、青い光に尽きます!
これまで、いくつもの素敵な曲がありましたけれど、これは、別格!
これぞアイコ!!と震えがきました!
他には、シングルになった、かばん、花風、三国駅、などあります。
全体的には、落ち着いた仕上がりの流れのアルバムです。
でも、アイコらしいポップなロックンロールナンバー、
エナジー、ビロードの夜、なんかもあります。これなんかは、ライブなどで盛り上がりどころかな?
最近のアイコは多分、恋人同士、明日もいつも通りに、見たいな曲が
好きなのかな?多いような気がします。
恋の涙は個人的にアルバムの中で二番目に好きです。
後半は、なんとなく、秋そばにいるよ、な的な展開。
スローテンポな曲が続きます。
大人になった落ち着いたじっくり味わうポップ。
まさに、そんな感じの曲ばかりです。
何度も何度も聞いてください。毎回新しい発見が見つかるはずです。