ドラマCD ひぐらしのなく頃に(鬼隠し編)
今、話題沸騰である07th Expansion制作の同人サウンドノベルゲーム「ひぐらしのなく頃に」が待望のドラマCD化。
概要は、昭和58年のとある寒空「雛見沢村」を舞台に、殺人事件に巻き込まれるといった内容。
本商品では、本作に四つ収録されているシナリオから鬼隠し編だけを抜擢したものであり、
もちろんシナリオは原作者、竜騎士07の完全監修だ。
キャストには保志総一郎(前原圭一役)、中原麻衣(竜宮レナ役)、田村ゆかり(古手梨花役)、
といった人気声優が目白押しであり、(本作品の)ファンである方もそうでないかたもこれは買いであろう。
余談だが、ドラマCD公式HP上では様々な企画が催されているので、一度はアクセスすることをお勧めする。
[同人PCソフト]ひぐらしのなく頃に -鬼隠し、綿流し、祟殺し、暇潰し編-
田舎の山間にある雛見沢村を舞台に、そこで起きる連続怪死事件の謎を描いた『ひぐらしのなく頃に』。
出題編となる第一話から第四話まで収録されています。
「惨劇に挑め」をキャッチフレーズにしており、物語の登場人物だけでなくプレイヤー自身もこの物語の謎に挑めるような作りになっています。
何を推理するのかすら提示しておらず、どうやって挑むのかもプレイヤーの自由。
豊富な推理要素による懐の深さはひぐらしの大きな特徴と言えます。
難易度も充分過ぎる程に高く、例えば第一話の鬼隠し編の正答率は僅か1%と言われております。
ヒントは作中で無数に散りばめられているのでキャラの言動だけでなく世界観や設定にも気を配って読むと突破口が開けるかもしれません。
和風ホラーやミステリーの要素を含んでおりますがそれだけが全てではありません。
詳しい事は解答編で明らかになりますが、ただのホラーやただのミステリーで片付けられない展開が待っています。
キャラクターグラフィックは良く言えば個性的、悪く言えば下手と言う評価が多いです。
しかし恐怖シーンではその空気とはミスマッチなシュールさが逆に怖さを引き立てており、キャラが豹変する時のインパクトは絶大です。
このシリーズの最大の特徴はプレイしている間は勿論楽しいですが、プレイ後に推理したり、誰かと内容について語り合ったりして楽しむのを意図して制作されている所です。
出題編が終わったらすぐに解答編を始めるのではなく自分自身で推理して是非謎に挑んでみて下さい。
サウンドノベルという枠で終わるか『ひぐらしのなく頃に』という新たなエンターテイメント作品になるかはプレイヤー次第です。
ドラマCD ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編
中原さんの演技が素晴らしいです。
それに答えようと頑張る保志さんの演技も素晴らしいです。
田村さんのりかちゃんのギャップ演技が
画がないと少々つらいのが残念です。
しかし、中原さんの狂った演技は本当に凄い。
レナ好きはとりあえず買っておこう
ひぐらしのなく頃に 第一話 鬼隠し編 (上) (星海社文庫)
原作をプレイしていないので、せめて文だけでもと思い購入しました。
表紙は竜宮レナ。本を開くとブックカバーにおなじみの鉈のイラストがあります。
しかもその鉈には血がついているので覚悟しておかないと少し驚くと思います。
1ページ目はフレデリカ・ベルンカステルの書いた詩があります。
下巻にはありませんでしたが、綿流し編の上巻にも詩があったので、
各巻の上巻にベルンカステルの詩があるようです。
とても助かるのが「SEIKAISHA」ロゴプリントの入った青いしおりひもがついているので
しおりを用意しなくて済みました。文もサクサク読めます。
ともひさんのイラストはとても温かく、表紙も雛見沢の絵も吸い込まれそうな魅力を
感じます。この本の見どころはイラストがフルカラー、という点でもあるため、
それを存分に活かしたような作品になっています。
「嘘だッ!!!」のシーンがあるのはこの巻です。
前半はほとんど部活が絡んでいるので、とても愉快な内容になっています。
そのため、圭一が雛見沢の過去を知れば知るほど仲間との関係に
ヒビがはいっていくのがよくわかります。
原作かアニメを見ていればだいたいわかると思いますが、
おさらいだと思って買ってみるのもいいかもしれません。
イラストよし、ストーリーよし。
迷うことなく☆5つ!!
ひぐらしのなく頃に 第一話 鬼隠し編 (下) (星海社文庫)
ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編の下巻です。
表紙は前原圭一。本を開くとブックカバーに血だらけの悟史の鉄バットがあります。
上巻の鉈ほどではないですが少し驚きます。
イラストは上巻と変わらずとても丁寧です。
紙の色、さわり心地、イラストなど本としてのレベルも高いです。
圭一視点のため、とてもハラハラします。
レナと魅音が惨劇に巻き込まれてしまうシーンがありますが、
ヒロインのイメージを壊したくないのかあまり具体的には書かれていません。
原作やアニメを見たいけどそういう映像を見るのが怖いという方には
おすすめかもしれません。
疑心暗鬼に陥り誰にも相談できずに人を殺し、自分も死んだ。
ただただ悲しいお話を、ひぐらしたちが際立たせています