Chet Atkins: 1955-1975 [DVD] [Import]
ブライアン・セッツァー、ジョージ・ハリスン等、多くのアーティストに多大な影響を与え続けたギターヒーロー、チェット・アトキンス。惜しくも故人となってしまったが、ここに若き日のチェット・アトキンスが蘇る。ベース音とメロディラインを同時に弾きこなしてしまう、彼のギャロッピング奏法はまさに芸術。全編ライブ構成で、じっくり彼の素晴らしさが味わえる作品です。
Picks on the Beatles
当時のビートルズ人気に便乗した安直な企画盤という感じがします。
1stコーラスがギターで2ndコーラスがハーモニカという安直な編曲
が目立ちます。
それでも実力派のチェットですからそれなりに聴かせます。
その中でもイエスタデイだけは編曲に力がこもっていてすばらしい
出来です。ドラマティックな展開には感動しました。
リフレクションズ
フラットピックのDOC,サムピックのCHET最高です。
CHETは他界しましたが、このアルバムのコンビネーションは最高です。それぞれが特徴を持ったギタープレーヤーですが、二人で演奏することによって、また違った味がかもし出されています。
DOCのアコギの素朴で彼らしいピッキング、CHETの相変わらず巧みで更に、あまり聞かれないドブロでのピッキングもう最高、毎日のように貴意いています。
Sails
チョット聞くと爽やかなギターインスト。
アールクルーに後継される癒しの音楽。
だが、実は高度な技術に裏付けられた円熟のギタープレイ。
何と広いダイナミックレンジ。的確なプレイ。
破綻の無いフレージング。過不足のない和声。
けれどそれを聞く側に意識させないのは高い音楽性があるからこそ。