ブリコン~BLEACH CONCEPT COVERS~
BLEACHの主人公、ヒロイン、そして隊長&副隊長コンビが主題歌をカバーするアルバム。
みんなうま--------------いヽ(^。^;)ノ
名曲ぞろいの上に、喉に覚えありの声優ぞろいなので、最初から最後まで外れがひとつもない。
キャラクターソングアルバムではないので、よく耳になじんだ歌ばかり。声優やキャラクターファンでなくても、BLEACHを知ってるだけでもきっと楽しいと思います。
ROOKIES -卒業- LAST DVD ALBUM (初回生産限定商品)
TV版最終回で気持ちがピークに達したので、“来年映画です”と言われても当時は正直ピンと来なかったものです。けれど、見始めてすぐに予想外の入りに爆笑、そのまま一気に引きずり込まれてしまいました。今回は川藤先生と教え子たちの夢、甲子園への苦闘に焦点をあてた、一直線の作り。新たな仲間とライバルの登場も含め、すべてはそこへ収束します。その分、脇役陣の描き方が犠牲になってしまいましたが、そのマイナス面は十二分に補われています。
圧倒的に多くなった野球シーンは(素人目にですが)かなり迫力アップ。映画のカメラワークの違いなど技術的なこともあるようですが、クランクインまでの“選手たち”の努力も大きかったのでしょう。
前半は、御子柴君のキャプテンシーが印象的。彼のおちつきが映画のペースセッターになったようにも・・。TVではエネルギーを外にも放出しまくっていた選手たち、今回は自分自身を、そして仲間を奮い立たせることにそのほとんどを費やしています。だから、くじけそうになる自分、弱気になる仲間、夢はやはり夢に終わるのかとの絶望感、これらを超えられると最後まで信じることができたと感じます。
涙あり、笑いあり、そしてこんな高校生活そのものが夢だな、と感じるシーンあり。
やっぱり観て良かった、そんな作品です。
TPP亡国論 (集英社新書)
著者は経産省から京大に出向中です。その著者が本籍を残したままの経産省が今いちばん力を入れて進めているのがTPP。そのTPPを根本から批判するのがこの本です。
要約すると、オバマ大統領が輸出倍増を政策を採らざるをえなくなり日本を最大の輸出のターゲットにするために乗ってきたのがTPP。多国間条約のようにみえるが実態は経済規模からいうと日米だけの条約といっていいほど。アメリカは円高(ドル安)の下で競争力のある農産物をかつてなく大量に日本に輸出しようとしている。また、日本は既に平均関税率は低いことも指摘。日本国民全体にとってはいいことは何もない。参加する合理的な理由は何もないと言い切っています。さらに法人税減税は間違っていると断言しています。これも経産省の政策に真っ向から反対していることになります。輸出企業が儲かればデフレから脱却できると思い込みがあってそうした企業支援する政策がとられ続けているというのです。その典型が法人税減税だと言っています。
TPP批判だけでなく、経産省の政策をどう批判するかという視点からも味わい深い内容となっています。現在の民主党の経済政策に関心をもっている人にはお勧めです。
耳で右脳を鍛える DS聴脳力
毎日楽しみながらトレーニングできています。 問題が変にひねってないからストレスが貯まらない。 だからといって簡単という訳でもない。 絶妙に間をとっています。 定価で買っても安いので損はないと思います。
信さん・炭坑町のセレナーデ [DVD]
最近、昭和回帰ということが言われ、映画界でも「三丁目の夕日」やら「地下鉄に乗って」やら
いわゆる「メジャー作品」がどんどん公開されている。
でもこれらは、代理店が仕掛けるイヴェントムーヴィーの色彩も強く、本当の意味で価値があるのは少ない。
そんな中、深川栄洋監督は頑張っている。頑張っているが、やはり「昭和ノスタルジー」の表現が軸であり、
実際に昭和を生きてきた人たちには、どこか違和感がある(作品群はどれも評価します)。
この点に於いて、平山組の本作は一味も二味も違うシャシンだ。
舞台は「フラガール」の九州版といった趣だが、物語はずっと静か。岸部一徳が両方に出演しているのは
微笑ましいが、内容は大きく異なる。落盤事故などのエピソードなども盛り込みつつ、表現したのは炭鉱で働く
人たちの暮らしと差別、そして淡い恋心である。
小雪と池松荘亮というと、どうしても「ラストサムライ」を思い起こすが、舞台挨拶でも同じような質問をされていた。
撮影が2008年秋、公開が2010年秋と2年間も空いているので、こういう「地味」な作品がいかに敬遠される
時代であるかがわかる。
決してブロックバスターではないが、日本の映画界も専用のミニシアターを作るとか、もっと努力をした方がいい。
美代を演じた金澤美穂は、もっと映画に出て欲しい女優だ。若干夏帆とかぶるルックスだが(笑)、まだ16歳という
ことなので、これからが楽しみである。
特典映像には田川市での撮影風景や舞台挨拶が収録されている。
実際の三井炭鉱跡地でロケをするなど、福岡出身の平山監督の思い入れが滲む作品であることもわかる。
個人的にはチャゲアスの名曲「NとLの野球帽」を思い出してしまった。
真摯な作り込みに、星は4つです。