三国志大戦・天 アーケード出陣パック 同梱版
・元々三国志が好きというだけで、こういうカードゲームはアーケード版含め全くやったことのない初心者だったのですが、DSなら気軽にできるかも…と思って購入してみました。
とりあえず、昨今のゲームのなかではかなり「難しい」部類に入ると思います。
製作側もそれを意識しているのかチュートリアルはものすごく丁寧なつくりになっているのですが、それでも慣れるまでは操作に戸惑って、勝てるはずの試合に負けることもしばしば…
強いカードを揃えても一筋縄にはいきません。
けれどそれは、裏をかえせばこのゲームが実に奥深いものであることの証左でもあると思います。
特に対人戦は最初のうちは連戦連敗を覚悟しなければなりませんが、それだけに勝利
できたときの達成感は非常に大きいです。
ただ、本当に難しいので、慣れるまで耐える自信のない方や、息抜きに軽く楽しめるゲームが
したい、という方には正直オススメできません…
あと、最後に三国志好きとしての視点からも一言付け足させて頂くと、カード集めが地味に
楽しいです。好きな武将が出てきて、しかもそれが好みの絵柄・声だったりするとそれだけで
テンション上がります。たとえステータス的に弱くてもついついそのカードばかり使って
しまいたくなったり…
ただ、大分独自のキャラづけがなされていますので(たとえば軍師の鳳雛先生がやたら美形で
若かったりします。あれには流石に吃驚しました…)キャラもの化した、二次創作的三国志が
お好きでない方は違和感を覚えてしまうかもしれません。
提督の決断 4 パワーアップキット
このシリーズは2、3とやってきましたが、4は非常にシンプルになってますね。
まず陸軍がない。これを不満点として挙げる方も多いですが、個人的には海戦をプレイしたいだけの自分には面倒臭くなくて助かります。
艦隊の移動も海域に移動するだけなので初心者にも分りやすいシステムになってます。
リアルタイム戦闘も緊張感があっていい。
3の戦闘は戦隊単位だったため一艦ごとの存在感はやや薄かったですが、4はそんなことはありません。艦ごとに撃沈記録が残るので、お気に入りの艦の記録を見てニヤニヤしたり。欲を言えば沈めた艦の名前と艦型も記録して欲しかったですが。
不満点もわりと多く、潜水艦が強すぎる、マップがやや狭い、飛行場が硬すぎ、提督の人数が少ない(左官をもっと増やしても良かったのでは?)、戦闘中にセーブできないなどなど色々あります。
とはいえ旧作より手軽に大規模海戦を楽しめるので、海戦好きにはおすすめです。
レッドクリフ Part I コレクターズ・エディション [DVD]
監督がジョン・ウーなので、ただの戦国エンターテイメントかと思っていたら意外にディープでした。繰り返し観るほど、そこかしこに三国志(演義)に出てくる重要なキーワードやエピソードを発見できます。これらの事がらは、この映画の舞台になっている赤壁の大戦の時期と、原作小説に出ている時期とは時間を前後して入れられてありますが、この緻密さが映画のシナリオに深みを与えていると思います。
特に、曹操の詩を詠う件や、公明のセリフ、小喬が兵法書の件を語るシーン(パート2)、これらはこの映画の舞台の三国志の世界をよーく見せてくれています。
前後して入れられているという事柄についてですが、まず気がついたのは冒頭で、曹操が皇帝に勅令を頂くシーン。曹操は靴をはいたまま帝の前に歩み出ていますが、原作小説では靴を脱がずに宮廷(階上)に上がるのは赤壁の大戦のだいぶ後で、魏の国の都へ凱旋帰国した曹操がさらに高い位に就いた時からです。
靴を脱がずに上がるというのは、帝と同等かあるいはそれ以上(大げさに言うと)の権力を持つことを意味しますので、映画ではここで曹操の恐ろしく強い権威を表したのだと思います。孔明が呉国の王、孫権に初めて合うとき仲介役の魯粛とともに靴を脱いで孫権の前に出ますが、ただ謁見の件を見せるだけなら、わざわざ靴を脱ぐ足元をクローズアップすることもないでしょうが、しかし、これは前の曹操の皇帝謁見のシーンと対比させているのではないかと思えたのです。
それから、甘興の水軍兵士が兵営の近所の農家から水牛を盗み、これを兵糧の不足を理由として周瑜が魯粛に食糧倉庫あと一個分を出してもらうよう依頼する件。これは、周瑜が袁術の元をはなれた後、呉の魯粛を頼ったときに、当時すでに財力のあった魯粛は、二つの食糧庫のうち一つを周瑜に提供しています。ここはこのネタを盛り込んだシーンだと思います。
夏侯'や甘興などオリジナルキャラクターが登場して、原作に出てくる猛将の一部代わりになっていますが、どの人物も原作ではかなり強烈でまた重要な位置にいるので、映画では江北の魏の曹操軍団と、江南の東呉軍団の主役たちを喰ってしまわないように抑え気味にしたのだと思います。
映像表現そのものは、確かに綺麗ですが、チャン・イーモウや田壮壮にははるかに及ばないと思います。目が回るような個人戦や対軍団の大合戦がメインですから、この作品やはり戦国エンタテイメントというジャンルの枠の中の娯楽作品ですね。
あと、子龍がコキタナイです。みだれ髪が何ともかっこいいですが、子竜は公孫サンの元にいましたが、想うところあって軍団から抜けて劉備と出会うまで浪人生活を長くしていました。なので劉備軍の中では一番くたびれた格好です。このあたりの細かい部分もよく作り込んでいると思います。
なんど見ても新しい発見があって面白い作品です。
三国志大戦3 DVD 将星決起
三国志大戦トップランカーの皆さん同士の対戦やトーナメントが見られます。
副音声で解説も入れられるのでそちらと切り替えながら楽しめます!
新しいバージョンのカードもデッキに組み込まれていて、使い方や組み合わせの参考になるかと思います。
同時にプレイ中の手元の画面も映されているので、(上手すぎて自分などでは真似できそうにないですが)勉強になります!
個人的には、CとUC限定や1コス限定、ケニアなど制約をつけた紅白戦が面白かったです。
自分でもやってみたくなりました(・∀・)
その他にも鍛冶さんの企画や有名君主の座談会など楽しめるコンテンツが揃ってます!
座談会のぱちろ〜君主がとても面白いです(^o^)
三国志大戦君主の皆様に是非おすすめします!
三国志大戦3ステップアップガイドVol.4 (ホビージャパンMOOK 387)
相変わらず出るのが遅い。まあこれは仕方ないとは思うけど。
カードレビューはいつもの三人。別に良いのだが他の人のレビューもそろそろ見てみたい気はする。
後は代表的なデッキ紹介、描き下ろしイラスト、セリフ集、大戦3年表、全国大会結果、開発者レビューなど。
ちなみに今回は初心者ガイドはない。
で、今回新しかったのは特別ルール講座。
これは「友達とやる時こんなルールでやったら面白いよ」ってもの。
なんと9pもある。人それぞれだとは思うが自分は要らない。
それより計略効果時間やバージョンアップでの修正をのせて欲しいといつも思う。
描き下ろしイラストが一番の楽しみ。でも2400円は高すぎ。