M:I-2(ミッション:インポッシブル2) [DVD]
シリーズ第2弾は、前作よりもアクション、格闘に比重を置いたようです。
監督にジョン・ウーを起用したのもこのためでしょう。
アクション・シーンというのは撮影技術などの進歩で時間と共に前進していますから、
トム・クルーズのアクション・スターとしての気持ちが疼いたのかな、などと想像しています。
ただ、今のスパイ映画に何を期待するか?ということで評価は割れるでしょう。
ロケ地はオーストラリアです。開放的な背景は良かったのですが、此方のほうをもっと生かす手はなかったのか、などと少し突っ込みを入れたい気はしました。
それでも、金と才能が注ぎ込まれた作品ですから、それだけの面白さは十分です。
ベスト・シネマ・クラシック100
disc1〜2は有名映画で使われたクラシック曲とクラシックではないスター・ウォーズやロード・オブ・ザ・リング、タイタニックなどのテーマも混ぜられています。ジョン・ウィリアムズやモリコーネなどの映画音楽もクラシックの名曲に引けを取らない傑作であるとあらためて気付かされます。
disc3からは映画のテーマ曲は無くなってクラシック曲ばかりになりますが、disc3では主にモーツァルトの曲が収録されています。disc1〜5にモーツァルトの有名曲はだいたい収録されています。
disc4はピアノ曲が集められていてナインマンのピアノ・レッスンの曲で幕開けです。このdisc4が一番のお気に入りです。
disc5は映画の中で使われたオペラ曲が集められています。
disc6はバッハを中心としたバロック曲がメインになります。
discによってカテゴリー分けがされているので、ピアノが気に入ればまた別のピアノのCDに行けばいいし、自分の好みのジャンルや作曲家が見つけやすくなってます。
ほとんどの曲が一度は聞いたことのある有名曲ばかりなので、映画が好きでこれからクラシックを聴いてみようかなと思ってる人には良い入門CDだと思います。
ミッション:インポッシブル2
2000年、映画「Mission Impossible 2」のサントラ盤です。
このサントラ盤は、ほぼ全編、Heavy Rock系が占めています。
LIMP BIZKITが、Heavyにタイトに仕上げた、M:I-2のテーマ、tr. 1 "Take A Look Around"
METALLCAが当時PVも作った、tr. 2 "I Disapper"
Rob Zombieが暴れまくる、凄まじい排気量の、tr. 3 "Scum of the Earth"
FOO FIGHTERS & Brian Mayが、Heavyに仕上げた、PINK FLOYDのカバー、tr. 6 "Have a Cigar"
BUCKCHERRYがやる、緊張感あふれる疾走ロックチューン、tr. 12 "Alone"
。。。などなど、Heavy Rock満載です!
他にも、Chris Cornell, GODSMACK, APARTMENT 26などなど
一言に「Heavy」といっても、色々な「Heavy」を提示できる個性的なアーティストが揃っています。
(コンピレーションなので、「☆-1」させてもらいました)
「Heavy Rock系のファン」に、オススメです。
当時のOzzfestみたいなサントラ盤ですね。(笑)
(参考)
日本盤は、ボーナストラック2曲「Iko-Iko (ZAP MAMA)」「S.O.S (OBLIVION DUST)」収録。
ちなみに、このサントラ盤は、「Inspired by 映画」のサントラ盤ですので、劇中に使用されていない曲が多数(ほとんど)です。
(劇中で流れる音楽をお求めの方は、スコア盤「ミッション:インポッシブル2」になります。)
映画によって、「サントラ盤のみの場合」「サントラ盤・スコア盤の2枚に分かれる場合」があります。