セガゲーム本舗 ベア・ナックル 2 死闘への鎮魂歌
昔、セガがメガドライブでだしたゲームで、カプコンのファイナルファイトに似たゲームです。大変おもしろいです。メガドライブ自体しらない人が多くなってきてますけえど、知らない人も知っている人もぜひ買ってみてください。
ぼくの歌の旅―ベアナックルレヴュー道中記
バンドではなく、ギター1本とハーモニカだけで全国を駆け巡るライブの旅。
岡林さんは面白い。人間的に面白い。こういう人がいる世の中も面白い。
そう思わせられてしまうのです。
まさしく「道中記」なのですが、地元の人たちと手作りのコンサート。大掛かりな組織を動員しない、またくの手作り。
興行的には大きく採算がとれるわけではないのでしょうけれど、いろいろなものを見つけられるのだろうなあと思います。でも、すごい苦労ですネ!
本文で岡林さんは、この時期(発行1987年)にすでに、日本プロ野球界のセ・パ交流戦を提案しています。す、すごい。フォークの神様どころか、スポーツ界の予言者!
またガンとくる文章もあるのです。「人にとって一番必要なことは、創造的であろうとする気魄なのだ。」で始まる段落。生きること、そして生命の力。
6年ぶりに発売になったアルバム。それをまた全国道中で手で売り歩くという考えを持ってスタートラインに立とうとするところで、この本は終わりです。
巻末のベアナックルレビュー207ラウンドの記録があり、これを眺めるだけでも、いろいろと想像させてくれます。
人間が生きるっていうこと…。とても魂を揺さぶられるお話であります。
ベア・ナックル/古代祐三
(1)ザ・ストレート・オブ・レイジ
(2)プレイヤー・セレクト
(3)ファイティング・イン・ザ・ストリート
(4)アタック・ザ・バーバリアン
(5)ラウンド・クリアー
(6)ディラピディテッド・タウン
(7)ムーン・ビーチ
(8)キープ・ザ・グルービン
(9)ビートニク・オン・ザ・シップ
(10)スティールシイ・ステップ
(11)バイオレント・ブレシング
(12)ザ・ラスト・ソウル
(13)ビッグ・ボス
(14)マイ・リトル・ベイビー(グッド・エンディング)
(15)ユー・ビケイム・ザ・バッド・ガイ!
(16)アップ&アップ
(17)ザ・スーパー・スリー
(18)ネーム・エントリー
(19)ゲーム・オーバー
(20)ザ・ストリート・オブ・レイジ
(21)ファイティング・イン・ザ・ストリート
(22)ザ・ラスト・ソウル
(23)キープ・ザ・グルービン
(24)ユー・ビケイム・ザ・バッド・ガイ!
みどりのマキバオー (15) (ジャンプ・コミックス)
事実上マキバオーは12巻で終了したと言ってもいいので、13巻以降は何だかフワフワといまいち掴み所のない展開になってしまいました。
無念の引退を遂げたカスケードの遺志を継ぐという意味での世界への挑戦は合理的ではありますが、やはり今作の最終目標としていたのは「打倒カスケード」だったので、そのあとの展開はこじつけのように感じられてなりません・・・。
16巻の終わり方もとても残念なもので、最終的には強いメッセージ性を遺したものの、やはりこの漫画は12巻で終わってほしかったです。
何だか13巻以降をボロクソに言っていますが、僕がこの「ワールドカップ編」で一番好きなのが、この15巻です。
この巻は、表紙でもわかるようにベアナックルが大大活躍!!
すんごく面白いことになっています。
ツァビデルに「カスケード並みの素質馬」と言われたことも納得の怪物ぶりを発揮してくれています。
とにかく必見。
ちなみに、僕はベアが最強馬だと思っているのです(笑)。
ニャキニャキニー!!
ベア・ナックル
まあ、読んでみてください。
価格分はじゅうぶんに面白い。
キラリと光る乾いた人生観やウィットは独特な味わい。
ストーリーはコミック的にもなりすぎずリアリティの足枷にもとらわれずいいバランス。
ボクシングシーンはさすがに元プロ一位。
ハードボイルド好きには懐かしいような、それでいて既成のものとは
一線を画す独特の空気がある。
ラスト100ページくらいのスピード感あふれる意外な展開には、まいる。「やられた~」と思う。