時計じかけのオレンジ 完全版 (ハヤカワepi文庫 ハ 1-1)
はっきりいってキューブリックが最終章をカットしたのは映像化するのにはインパクトが、イマイチだからだと思いますが、この作品にとって必要不可欠なまとめの章だと思います。
時計じかけのオレンジ [DVD]
メインメニューの画面を見た時点で完全にノックアウト!
頭に雷が落ちて、衝撃を受けました。
映像、音楽、セリフ、構図、展開、表現、キャスト、衣装、美術…
どれをとっても、全てが美しくて最高にcool!!
私の人生の1本となりました。大好き!!
ベスト・シネマ・クラシック100
disc1〜2は有名映画で使われたクラシック曲とクラシックではないスター・ウォーズやロード・オブ・ザ・リング、タイタニックなどのテーマも混ぜられています。ジョン・ウィリアムズやモリコーネなどの映画音楽もクラシックの名曲に引けを取らない傑作であるとあらためて気付かされます。
disc3からは映画のテーマ曲は無くなってクラシック曲ばかりになりますが、disc3では主にモーツァルトの曲が収録されています。disc1〜5にモーツァルトの有名曲はだいたい収録されています。
disc4はピアノ曲が集められていてナインマンのピアノ・レッスンの曲で幕開けです。このdisc4が一番のお気に入りです。
disc5は映画の中で使われたオペラ曲が集められています。
disc6はバッハを中心としたバロック曲がメインになります。
discによってカテゴリー分けがされているので、ピアノが気に入ればまた別のピアノのCDに行けばいいし、自分の好みのジャンルや作曲家が見つけやすくなってます。
ほとんどの曲が一度は聞いたことのある有名曲ばかりなので、映画が好きでこれからクラシックを聴いてみようかなと思ってる人には良い入門CDだと思います。
時計じかけのオレンジ オリジナル・サウンドトラック
この映画には、主人公アレックスが好きなベートーベンを始めとするクラシックと、「雨に歌えば」など懐かしい感じのポップスが使われています。私は、リアルタイムでは聞いていないけど・・・。それが、ウォルター・カルロスの電子音楽とあいまって、とてもおしゃれな感じがします。あの、映画の独特な未来感に浸れるので気に入ってます。。。。
スタンリー・キューブリック リミテッド・エディション・コレクション(初回限定生産) [Blu-ray]
待望のキューブリックのコレクション版の再発売、しかも前回のボックスに加え、「時計じかけのオレンジ」は究極版に、初ブルーレイ化の「バリーリンドン」と「ロリータ」を収録して、8枚組で10000円ちょっとというのはかなりお買い得だと思います。下記の二作品の特典は気になる所ですが、私は買いです!