トミー コレクターズ・エディション [DVD]
1969年にザ・フーによってリリースされたアルバム「トミー」は、当時、日本ではあまり評判がよくありませんでした。
原因は、歌詞、対訳がついていなかったため、リスナーに内容を理解されなかったことが挙げられると思います。
私が、「トミー」を初めて聞いたのは、80年代終わりだったと思うのですが、その当時も対訳がついていなかったため、内容を把握するのに四苦八苦しました。
特に、曲だけでは、ストーリーがよくわかりにくく、そういった点では、このDVDは大変役に立つものであります。
ケン・ラッセル監督による、この「トミー」は、内容を忠実に再現しているだけではなく、映像としても大変楽しませてくれるものであります。
私生活では、麻薬中毒でどん底のエリック・クラプトンや、離婚したばかりで失職中だったティナ・ターナーが、カムバックを目指し、必死になって演技しています。
ロック界の奇人、キース・ムーンの存在も見逃せません。
瞬きしていると、見つけることができないフーのメンバー達は、「キッズ・アー・オールライト」では、見ることの出来ない演奏もやってくれています。
また、ファションセンスが、全く古臭くなく、今観ても十分新しさを感じます。
個人的には、キューブリックを思い起こさせます。
「ロックオペラ トミー」は、全てが歌だけで進行していく、謂わばプロモーションビデオの繋ぎ合せにも見えますが、クオリティーの高い、一本の映画であり、ザ・フーの重要なオフィシャルビデオの一つと考えても、重要な意味を持つものと思います。
奥深くて、面白いです! 是非!
スタンリー・キューブリック リミテッド・エディション・コレクション(初回限定生産) [Blu-ray]
US版を持っていますが、今回で終わりにしたいので、購入します。US版とあえて比べませんが、せめてバリーリンドンとロリータは、単品販売をしないと、また荒れそうですが。まあ、何れにしてもそのうち出ますので、大丈夫でしょう。シャイニングの143分バージョンも何れ単品販売されるでしょうから、待ちましょう。しかし、次から次へとBOXセット買わせて頂きました。2001年もUS版入れると6セットもあるし、シャイニングも4セットありますね。仕方有りませんね。 ただ、近い将来、コンプリートキューブリックブルーレイコレクションが発売されそうですがどうでしょう?また、その時は購入するでしょうね〜。
最高の人生の見つけ方 [DVD]
友人から勧められて観てみましたが、テンポ良く話しが進んであっという間に見終わりました。人生に未練を残さずに日々生きることは困難かもしれませんが、世の中で誰一人として自分の最期をわかっている人はいないかと思います。自分のやってみたいことをリストにしておくことは、自分が生活に行き詰まった時や生きていく目的を見いだせなくなった時などに役立つと思いました。ありきたりですが、私もこの映画を見終わった後にバケットリストを作成し始めました。そして財布の中にしのばせて、いつでも更新しています。多くの人は、この世に生まれてくる時も独り、そしてこの世を去る時も独り。自分の人生の評価は周りの人がするのではなく、自分自身にしかできないものだと思います。
イージー★ライダー [Blu-ray]
ストーリーはあって無い様な映画で、
私も世代的にリアルではありませんが、
当時の時代背景は、特典で思いっきり語られてます。
アメリカの綺麗な何もない場所を
バイクで爆走する映像の背景に、いい曲が流れる。
何かのPVみたいなゆるいノリで、ボーっと見たくなる映画ですが、
流石に映像、BGMも古いんでブルーレイは?
と思ってましたが映像、BGM共に極上でした。
フィルムのザワザワした感じがあるものの、
発色も良く、綺麗に調整がされています。
音質は元々モノラルなため、セリフが痩せた音質ですが、
BGMはばっちり、サラウンドにミックスされていて、素晴らしい出来です。
古い映画でストーリーもアレなので、皆様にとは行きませんが
クラッシクなロックが好きな方、ロードムービーが好きな方、
これで二千円は激安です。是非是非。
恋の合言葉HEAD! [DVD]
モンキーズ後期の唯一の映画。1966年にテレビ「ザ・モンキーズ」を放映したが、その延長の映画バージョンです。
往年のヒット曲はでてきませんが、名優ジャクニコルソンも出演していて、それなりに楽しめます。
早く、日本版「ザ・モンキーズショウ」をDVD化してもらいたいと思います。