ファイナルファンタジー I・II全曲集
お聴きになればお判り頂けるように、
ファミコン時代の単純な電子音3音のみの音源である。
しかし、よく聴いてみて頂きたい。
たった3音の電子音の重なりだが、
複雑な織物のような主旋律と副旋律の絡み具合、
ここぞと云うときの絶妙な和声などを聴くと、
これ以上ありえるかと思える程の調和の見事さに気付くと思う。
昔、ゲームをプレイしながら聴いたときに感じた感動は
嘘ではなかった。
音楽の完成度と音源の性能とは別次元であることを
思い知らされる。
イース I & II Chronicles
少年時代PCが高すぎてやれなかったイースシリーズを今になってプレイです。
他の移植版の存在は知っていましたが、酷評が多くて手が出せずにいました。
しかし今作はファルコム自らのアレンジということで迷うことなく購入です。
まず最初に感じたのはやはりサウンドが素晴らしいということ。
グラフィックも綺麗で、ムービーはもう一回見たいと思わされます。
そのサウンドとグラフィックが新旧好みに合わせて選択できる点などは
開発スタッフの細かな気遣いが見て取れますね。
ヒロインをはじめ女性キャラがみなかわいいというのもポイント高いでしょう。
感情移入を大いに助けると思います。
難易度も程よく、丁寧なつくりで良作に違いないでしょう。
シリーズをプレイしたことのない方はまずこの作品がオススメです。
※おまけ
しかしながら1のラスボスの異次元的の強さにはPSPを投げつけたくなること数回。
はじめは旧ザクでジオングに戦いを挑んでいるかのような絶望感がありました。
「こんなの勝てるわけねえ」と。
しかし4〜50戦くらいこなしてやっと勝てたときには旧ザクがガンダムになっていました。
慣れれば(覚醒すれば)なんとかなります。
あそこははじめ皆苦労するそうなので、めげずにトライしてください。(同じ境遇の方)
イースI&II クロニクルズ 公式攻略ガイドブック
イースシリーズの紹介・キャラクター・イラストなどビジュアルギャラリー(オリジナル・クロニクル)はカラーで非常に見やすくていいのですが、肝心のマップが全て白黒で非常に見づらいです。
全てのマップを網羅していて攻略するには何ら問題は無いのですが、白黒の上に全体的にマップが小さくて非常に見にくいのが残念です。
特に、「I」の「廃坑」「II」の「ラスティーニの廃坑」「ノルティア氷壁」「サルモンの神殿」は白黒で写真自体がボンヤリしたような画像と広いマップが小さくまとめられすぎて非常に見にくいです。
装備リスト・魔物手帳などはカラーで全ての内容が記載されているので見やすいですが。
イースI・IIについては、既に他機種でも多数にわたって移植されていて今更マップが無くても簡単に完全クリアーしてしまう方(覚えている方)には特に必要のない攻略本かもしれません。
(私は、PC−88・PCエンジンでクリアーして以来のプレイなので内容を忘れてしまって購入しましたが)
ページ数も少ないので何度もクリアーした方には必要のない本です。
初めてイースI・IIをプレイする方や、私のように十数年ぶりにプレイする方にはオススメできると思います。
特に、複雑な
「ダームの塔」「廃坑」(I)・「ラスティーニの廃坑」「ノルティア氷壁」「サルモンの神殿」(II)については、見やすくはないですが、全てが掲載されているので安心は安心です。
内容的には悪くないのですが、肝心のマップが見にくいということで80点です。
イース1・2エターナルストーリー 公式コンプリートガイド (The PlayStation2 BOOKS)
この本プレステ2版のイース1,2がはじめての人は必須アイテムです。
イース1の序盤でお金をうかす方法や攻略法など丁寧に掲載されていて、1,2ともにこれ1冊あればすごく安心できます。本なしではマスク オブ アイズの使いどころや廃坑、ダームの塔の謎、溶岩の洞窟や最後のサルモンの神殿などビギナーにはクリアすることは難しいでしょう。各ダンジョンのマップもフルカラーですべて載っています。
ボス攻略記事も載っていて読めばラストボスまでつまることなく倒せること受けあいです。推奨レべルものっていて本のとおりレベル上げすれば余裕で倒せるようになります。
あとプレステ2版のエターナルモードにしか登場しない隠しキャラの出し方も記述されていてサウンド集めや絵画集めも容易にできるようになります。
他機種でクリアされていて、プレステ2版も解こうという方、また、自力でクリアしたい上級者の方には必要ないかもしれませんがビギナーは購入した方が冒険が楽しくなるとともにイースというある意味完成度の高いすばらしいゲームを堪能できると思います。
攻略本としては完成度は高いと思います。星5つつけます。
Ys SEVEN
このサントラを買った理由は、ゲームをやった際ボス戦の曲がカッコよいと思ったからですが、それら以外にも良い曲がたくさんありました。フィールドの曲も盛り上がりますし、風の霊場や海の霊場の神秘的で退廃的な曲、イベントの際の悲しくもメリハリのある曲なども個人的には良かったと思います。
良い点を簡単に過剰書きにしますと、
・1ループがかなり長いですが、メロディラインがしっかりしているので、飽きることなく聞ける。
・例えばアルタゴの街の活気あふれる様子や、それに対して貧民街の重く寂しい感じなど、表現が上手。
・手抜きは感じられない。
・上記に表現が上手いと書きましたが、それ故にイメージがどんどん膨らむ。
・旋律そのものが良い。(これは個人の好みによりますが)
こんな感じでしょうか。
要望があるとしたら各曲の解説がほしかった、というくらいですかね。まあ、52曲もあるので酷かもしれませんが。
とりあえずゲームやって曲が良いなと思うようなら、かなりおススメです。
ゲームやってなくても「何か良いCDないかな?」と思っている人も、試しに聞いてみてほしいです。