MOTHER
このCDは1989年に発売された旧版のものにデジタルマスタリング(音質を強化させた)をほどこし、発売した新版である。
確かに旧版と比較すると音質は格段に向上している。とにかく音質はクリアだ。※ただしオーディオ機器によって差は出る。
で内容なのだが、英語の歌詞ばかりの曲ばかりだが、かなりすばらしい。英語がわからない人でも十分聴く価値がある。
そんな曲ばかりである。というか全て名曲!旧版との違いは音質が向上したこと、そして新たに曲数が増えたこと、である。
とにかく最初は英語の歌詞ばかりでよくわからないかもしれないが、聴けば聴くほど良さがわかります!本当です!
そして、「The World Of Mother」はロングVerになっています。20分を超す長い原曲メドレーですが、冒険に沿って音楽が流れる仕組みで、あの名場面、この名場面を思い出させてくれます。特に最後は涙です・・・これは自分で聴いて確かめてほしい。感動すること間違いなしですよ!
惜しいのは最終トラックの「Smils And Tears」の音質が他の曲に比べて劣っていることです・・・ヘッドホンとかで聴くとちょっと聞きづらいかも・・・。
でもスピーカーで聴く分には十分許せる範囲である。当時の伝説のCDの音楽の世界を存分に味わってほしい・・・買って損なし!文句なしの五つ星です!
レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
一時期よく読んでいた『レコ・コレ』が、今では紙も印刷もよくなって、おまけに表紙もつるっつる。しかもこの号はキャンディーズ特集! ということで、表紙に指紋をつけないようにしながら、むさぼるように50ページ以上ある特集を読ませていただきました。
全体に、なんともいえない“熱”を感じる特集になっていて、ライターの方々、編集の方々の思い入れが、かなりの熱さをもって伝わってくる感じ。特に高島幹雄さんのレア音源にかけた情熱、そして伊藤秀世さんらによって作成された、ファイナルカーニバルのマニアックなまでのセットリスト(「この曲/MCは、このソフトに収録orこの番組でオンエア」というところまでわかる!)。
もう、言葉にならないです。
一方で、カラーページのほとんどがオリジナル・シングル紹介のために割かれていたり(せめてあとオリジナル・アルバムだけでも、カラーで載せてあげてほしかった…)、それからこれは単純なミスだと思うのですが、安田謙一さんによるオリジナル・アルバム紹介の、文そのものと曲番号にあちこちズレがあって、意味不明になってしまっていたりと、ちょっと残念な部分もあったので、☆は4つとさせていただきました。
しかし、いずれにしてもこれは読みごたえありますし、もしリアルタイム・ファンにとっては「それは知ってる」の連続だったとしても、とりわけ若い世代の“これからの人”たちのためのガイドブックとして、これだけの情報がまとめられたということは、いくら評価してもし過ぎるということはないでしょう。
最後に、関係各位にお願いしたいのは、オリジナル・アルバムの単品をいい音で入手しやすくしていただきたいことと(『キャンディーズ・タイムカプセル』の再プレスでもいいです)、歌とコントの映像を集めた『キャンディーズ in 8時だョ!全員集合』、そして《ファイナルカーニバル完全版》―できればブルーレイで―を、ファンであるオレたちが元気でいるうちに、ぜひ実現させていただきたい!
どうか、よろしくお願いします。
魂コレクターズS.I.C. HERO SAGA VOL.02 「創世王」 ANOTHER 「SHADOW MOON」
ただでさえかっこいいシャドームーンが、もう最高にかっこいいです。特にうねうねした触手が最高。メタリックなシャドームーンと蛸のような質感の触手のコンビネーションがかっこいい。予算と場所があれば是非!!
Dororonえん魔くんメ~ラめら 2(期間限定版) [Blu-ray]
本作、「Dororonえん魔くんメ〜ラめら」放送開始時に、これを東映版のTVアニメ「どろろんえん魔くん」のリメイクと思い込み、その社会派でドラマチックで怪奇色豊かな人情譚を期待していた一部の方々は、そのギャップに閉口し、痛烈な反感の情をあらわにした、
だが多くの方がすでにご存知のとおり、本作は永井豪の描く原作漫画のアニメ化であり、東映スタッフが原作のアレンジに当時の暗い世相を反映させたように、メ〜ラめら版スタッフは昭和の活気を本作のテーマとしている、当時、公害、戦争、学生運動、食物危機、内ゲバ、ウーマンリブ、エログロ、ナンセンス、社会は暗さと狂気の坩堝だった、しかし、時を経てみれば、その暗さを跳ね返そうとする、熱血があり、ど根性があり、ゆめもちぼーも、確かにあったことも事実、つまり旧東映版と新メ〜ラめら版は表現の方向性こそ違えどもどちらもあの時代に生きる姿を描いて見せた、紛れも無く「えん魔くん」なのだ、
そしてこのえん魔くんはこの30数年の間幾度と無くリメイクやアレンジ、スピンオフ等がくりかえされてきたが、残念ながらどの作品もそれほど話題にはならなっかった、しかし、ついに時代がえん魔くんに追いついた!
徹底した「昭和ギャグ」と「ハレンチギャグ」は燃え滾る「命」への賛歌だ、
本作に登場するえん魔くんの姉、「艶美ちゃん」はこの世をエッチで楽しい世界にするという目的、夢をもっている、それは生命の歓喜に満ち満ちた世界、
せめて本作を鑑賞するひと時は、我等も生業の憂いを捨てて、彼女の示してくれる光溢れる桃源郷に、思いを馳せようではないか。
クイック・ジャパン86
担当編集者が大西さんから別の人になって以来、銀魂のセリフのキレやシリアスとギャグの振り幅がイマイチで大して興奮するほどには楽しめていませんでした(ちなみに大西さんが担当になったワンピースはおもしろくなった。大西さんは優秀な編集者なんだろうなと思う)。
そんな中よんだ座談会はかなりおもしろかった。空知さんは頭いい人だなあと思いました。