
夢の遠近法 山尾悠子初期作品選
迷わず購入しよう、と固く決意しておる次第。
「作品集成」を持っている人には無用の今回の新刊。
何故なら11の短編は、「遠近法」「夢の棲む街」「月齢」「天使論」「ハンザ街」「月蝕」
「ムーンゲイト」「支那風小夜曲集」「眠れる美女」「傳説」「透明族に関する」(略アリ・順不明)。
だがしかし、上記の呪いにかかっているため(笑)、迷わず購入。
何より、何度読んでも素晴らしい作品だから。
そして、本人による自作解説も読みたいから。
それに、「月齢」読みたいけど「集成」をいちいち取り出すのは重いなー(物理的に)、
という気分の時、これならサッと簡単、持ち運びにもアラ便利!(笑)
そんな利点があります。
2010年は新作も出たし、山尾氏のこれからにも、気長に期待していきます。
そして是非とも「オットーと魔術師」の復刊を切に!求む!

リラクシング・ピアノ~宮崎駿コレクション
宮崎駿コレクションと銘打つが、その中身の作曲者はいずれも音の巨匠達、細野晴臣、久石譲、ユーミン、加藤登紀子、木村弓と超豪華陣。その名曲たちをリラクゼーションミュージックを幅広く手がける広橋真紀子がアレンジしピアノで聞かせてくれます。Church Reverb の効果は大きく、目を閉じて曲に集中すると、自然の中にたたずむ教会から音楽が聞こえるようなイメージが、そして時より、やさしく鍵盤に触れるようなイメージが脳裏を駆け巡ります。癒し効果は大きいと思いますよ。

ただ風が冷たい日 (角川文庫)
ブラディドールの勇者たちが約束の街へやってきた、それは運命の出会いというにはあまりにも過酷で壮絶な戦いの始まりでもあった、男たちの魂の誇りをかけた真の戦いが幕を開く時、約束の街に悲しみのメロディーがこだまする、御存知、北方ハードボイルドの最高傑作の呼び声高い、涙流さすには読破できない感動感涙の約束の街シリーズ最新刊です

自己ベスト
11月にまた、冬季限定パッケージ版を発売したみたい。
限定発売だったハズなのに、映画「手紙」のヒットもあり、再び脚光を浴びている。
でも、こういう売り方セコイなぁ…。
セルフカバーは、確かに「ん〜…」と思う曲もあるが、若いファン層開拓に貢献。
このアルバムは、生粋のオフコースファン向けではない。
でも、「ラブ・ストーリーは突然に」知ってるくらいの人には、
とても面白いアルバムだと思う。

空風街 LIVE DVD
想像以上に演奏、歌唱ともにしっかりしているので驚きました。空気公団がライヴをしないのは失礼ながらライヴでの演奏に自信が無いのでは?とさえ思っていたので。いや、一種の完璧主義が空気公団を遠ざけていたのかも。
BGVとしてなんとなくかけている回数が多い。そんなライヴDVDって意外にない。