ドラゴンクエスト モンスターバトルロードビクトリー
ドラクエのカードゲームという事でプレイしてみましたが、
元々、子供向けのアーケードタイトルという事もあって
カルドセプトやPSOエピソード3みたいな戦略性は薄くシンプルな内容であると感じました。
大会モードではヌンチャクを仕様しますが、基本的にはWiiリモコンの肩手持ちのプレイで、なかなか操作性は良かったです。
リモコン振りまくるプレイはあまり好きではないのですが、このゲームでのつばぜりあい時の
リモコン振りはタイミング重視という訳でもないのでいい感じでした。
ゲームは概ね見ているだけのシーンが多いですが、ビジュアル的になかなか魅せるものがありますし、
仮に映像に飽きても適度にボタンを押したり、パラメーターに目配せするのでそれほど退屈はしません。
極端に長いという事はないですが、ロード画面の多さは多少煩わしく
運要素の強さやローディングの都合で実況のテンポが悪くなったりする事があったりと
多少の難はあるにせよアーケードモード自体はそれほど悪くはないと感じました。
逆に残念なのは家庭用ならではのモードが今一つという事でしょう。
ハッキリ言えばあってないようなもので、オマケです。
発売前の情報から勝手に、コンパクトでもある程度のストーリーがあるのかと思っていたので、これには結構ガッカリしました。
物語の進行がないと今一つゲームを進めるモチベーションが保てませんので、用意してほしかったなと思う所です。
また、対戦で負けるとカードが貰えないのもちょっと辛いですし、勝っても1枚しか入手できないのも些かケチくさく感じました。
色々と難点もありますが(特に家庭用としての追加要素のなさ)、十分面白いゲームです。
今なら値段も随分と落ちていますので、3000円以下なら元が取れるんじゃないでしょうか。
ドラゴンボールZ2
必殺技を放った際、画面下にキャラの顔が挿入されることにより、臨場感がパワーアップ!
今にして見れば「大したことねえよ」と思われがちですが、当時としては画期的でした。
戦闘シーンのアクションも短くなり、サクサク進めます。ま、昔の無駄なアクションも嫌いじゃ
ないですけどね(笑)。
BGMも良く出来ていて、“古き良き時代”を体現出来るゲームではないでしょうか。
ゲームバランスも非常に良いと思います。何度もプレイしましたよ。
大人になっても忘れられないゲームの一つです。
ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔
実際に剣を振ってスライムが切れるなんて面白そう!と思い、Wiiと一緒に購入しました。
以下、自分が思った良い点と悪い点です。
<良い点>
・売りである剣でのアクションは新鮮でとても面白い。
・昔はドットで出演していたキャラが3Dで再現されているのが懐かしい(IIIの女戦士や道具屋、武器屋等)。
・主人公に声がないので、主人公との一体感があります。
・最近のゲームに不慣れな自分でも楽しめる簡単さ。
<悪い点>
・台詞が全体的におかしい。「ちがわくない?」なんて言葉遣いが平然とゲームの中で使われているのにショックを受けました。間違っても子供には覚えさせたくありません。
・物語が短くて薄い。その中でキャラを立たせようとしているのか、キャラの個性が嫌な感じで濃い。(マザコン・ブラコンとは…)
・戦闘中に入る声のパターンが、いつも同じで鬱陶しい。ボイスを消すと今度は敵の呪文なのか味方のものなのか、何の呪文を使っているのか判らなくなる。
・おまけボスを全て倒した後に最強武器が作れるようになるが、新しく強い敵が出てくるわけでもなく、使いどころが無い。
もう大人になってしまった昔のドラクエファンで、ゲームなんてする時間もあまり無いけれどもちょっとだけ遊んでみない!という人向けかな、と思いました。
逆に先述した台詞の点で、子供にはプレイさせたくないゲームだと思いました。
チェリーナイツ(7) (ヤングマガジンコミックス)
この作品の主人公、「江藤カヲル」は原作者が考えうる社会人として、一番しょーもない人間です。いわゆる、明らかに自分よりも劣った人を見て「コイツよりマシ。」と自信をもらう内容です。僕もその線でこの作品を楽しんでいます。ときに、「俺の方がコイツより劣っている!」と焦ったりする話も出てきます。しょーもない人間がしょーもないなりに、人生を闘っていく姿に明日の自分を見る気がします。