日本テレビ系水曜ドラマ「mother」 オリジナル・サウンドトラック
ドラマMotherにどっぷりはまってしまったので、1曲1曲聴くたびにドラマのシーンが思い浮かんで、涙が止まらなくなる曲もあります。
冷静に音楽だけを聴いても素晴らしく、とても癒されます。
死体のある20の風景
美しき殺人現場写真...美女が(一部美男子あり)高い服を着て殺されています。表紙は小泉今日子。写っているんですが、よく見ないと判りません。ずいぶん気づかなかったです。何しろ樹海ですから。
出版社がなくなってしまったので、復刻は難しいらしいです。でも、写真集ですから何とかなるのではないかと思うのですが....いろんな大人の事情があるのでしょうが、こんなに美しい本を埋もれさせるのはもったいないと思うのです。
フラガール(スマイルBEST) [DVD]
最近見た映画の中では、フラガールが一番面白かった、と夕食時に幸せそうに熱く語っていました。
親父にこのDVDをプレゼントして、親孝行しようと思ってます。
素晴らしい映画をどうもありがとう。
Mother [DVD]
親子それも‘母と子’にフォーカスした久しぶりに鑑賞に耐えうる作品です。
豊かな演技陣のムダのない緊迫した画面にグイグイ引き込まれてしまいます。
勿論、‘子役’の女の子も素晴らしいのですが殊に、田中裕子さんや松雪泰子さんの
秀逸な演技は言葉に出来ない母性の‘絆’のようなものをその行間に表現して
余りあるものです。
初回を観て、ただただショックでした・・・・。
‘親による虐待’という日常の狂気、今この時でさえ、何人のこどもたちが
声にならない声を上げているのでしょう?
痛ましい虐待をしてしまうのも、その虐待からこどもを救えるのも
本作のテーマでもある‘母性’なのでしょう。「母と子」というこの余りにも
普遍的な関係は‘筋書きのないドラマ’そのものである事を改めて本作から
インスパイアされた気がします。
本作の脚本は坂元裕二氏。一世を風靡した出世作「東京ラブ・ストーリー」は
私もほぼリアルタイムの世代でした。日本はバブル絶好調。恋愛もシゴトも
24時間が当たり前、坂元氏の名前を当時の記憶と共に懐かしく思い出しましたね。
本作の成功は坂元氏の出色の脚本がその元になっている事は明白です。
脚本がしっかりしていれば、これだけの作品がまだまだ作れる事の証です。
この作品を観終わると、つい寝息をたてている息子の寝顔を覗いてしまいます。
出演者をはじめとした製作関係者のみなさんに心から感謝しています。
造り手の真摯な姿勢の感じられる、心に残る素晴らしい作品でした。