いとこ同志 [DVD]
ヌーベルバーグの旗手と言われたクロード・シャブロル監督の代表作。撮影は名手アンリ・ドカ、助監督は後に「まぼろしの市街戦」を監督したフィリップ・ド・ブロカ!アイ・ヴィー・シーの商品だけあって、1999年日本劇場公開時のパンフレットの抜粋が解説書として同封されており、読み応え十分。結構、価値ある商品です。
キング・アイドル・ヒストリー
みなさん、「高校時代ふと耳にし、受験・進学・就職・仕事…と日常に追いまわされすっかり頭から消え去っていたはずなのに、今でも時々ふっと心に甦ってくる曲」ってありませんか?
私の場合は有田美春の「いとこ同士」。30数年前に耳にし、歌手名も曲名も記憶になく、古いカセットテープにも残っていなかったこの曲が、時々「陶器の欠片」のように断片的に心に甦ってくるのです。あまりに気になるので、今回思い切って歌手名・曲名・レーベル等を調べ上げ購入しました。
懐かしさのあまり、感激しました。彼女、今どうしているのかな?
杉沢順の「砂に消えた涙」は言わずと知れた名曲ですがミーナや弘田三枝子よりも新鮮味を感じます。作詞家、榊みちこの「スパイラル・ワールド」も曲自体がしっかりしており改めて聴くとイイ感じ。当時、彼女の行く手を阻んだピンクレディーよりはずっと好きです(美人だし…)。
華やかな世界を歩んできたトップアイドルにしか興味の無い方々にはお勧めできませんが、パッと咲いていつの間にか忘れ去られてしまっていたアイドル(?)の曲ばかりを集めた、ある意味、価値ある一枚です。