ニルスのふしぎな旅 / スプーンおばさん
DISC-1 ニルスのふしぎな旅
声優さんたち、皆歌がうまいです!当のアニメ自体の中では、部分的ちょっとしか歌われなかった各キャラのテーマソングが、フルで満喫できます。特に、スイリーとレックスの歌は必聴だと思います。ただBGMとしては、よく使われていた曲が入っていなかったりして、ちょっと不十分のような気もしますが…。でもオープニングとエンディングから、各キャラのテーマソングと、みんな楽しい曲ばかりですし、十分楽しめる一枚といえるでしょう。
DISC-2 スプーンおばさん
スプーンおばさんはオープニングとエンディングが両方とも楽しく可愛らしい曲なので、それだけで十分このCDを楽しめると思います。そしてニルスのCDと同じで、キャラのテーマソングは楽しくて思わず笑ってしまうかもしれません。BGMは、よく使われていて懐かしめるものから、こんな曲使われてたんだ〜と思う曲もあるかもしれません。
いずれのCDも楽しい歌ばかりで、子供と一緒に、もしくは自分ひとりでもノリノリで歌いたくなってしまうと思います。
はっぴいえんど LIVE ON STAGE<エレック/URC復刻プロジェクト2009>
アップグレード版ということですが、自分ははっぴいえんどのライブはこれが初めてなので、とても楽しめました。「はっぴいえんどのライブはつまらなかった」なんて言われていた事もあった様ですが、全くそんな気配もありませんよ。昔の評論家の人たちはどういう耳をしていたのでしょうか。演奏は1970年8月に開催された第2回全日本フォークジャンボリーから始まり、翌年4月の「加橋かつみコンサート」1年後の日比谷野音「ロック・アウト・ロック・コンサート」と「第3回全日本フォークジャンボリー」の4つのライブ音源からセレクトされており、ちょうど「はっぴいえんど」と「風街ろまん」の2枚の間の時代をを聴ける事になり、「ももんが」 〜「暗闇坂むささび変化 」など楽曲が完成されていく様子も伺えます。これまで「はっぴいえんど」と「風街ろまん」の2枚しか知らなかったのが悔やまれるぐらい素晴らしい演奏で、特に松本隆さんのドラムがパワフル!細野さんの安定感のあるベースと相まって、同じ頃の欧米のグループとも遜色ないですよ。また茂さんのギターも素敵なファズトーンでうねりまくり。「かくれんぼ」などの長めのインプロパートはすこしジャズっぽいムードもあり、意外な発見でした。個人的なベストトラックは「朝」。デビューアルバムに収録されているアコースティックなバージョンはM-1のトラックで聴けるのですが(誰がヴァイブ叩いているのでしょう?)、M-14のトラックはエレクトリックなバンドサウンドですごく穏やかで静寂な空間を作り上げています。この景色は、この25年後、佐藤伸治というアーティストによって見せてもらったことを思い出しました。曲の構成や長さなどは現代のロックバンドとは違うのですが、とても40年前の若者が作り出したとは思えない名演奏ばかり。「はっぴいえんど」「風街ろまん」と共にずっと聴いていくことになりそうなライブアルバムです。
ロング・グッバイのあとで ―ザ・タイガースでピーと呼ばれた男―
これはもう大河ドラマにできそうな、いやぜひドラマ化してほしい、そんな伝説のドラマー人見豊の栄光と苦悩の波乱に満ちた人生のストーリーです。社会現象とまで言われたGS,ピーもその立役者の一人だったが、彼が語る芸能界の表と裏、芸能界と教育界、華麗な世界と地味な世界、日本社会と中国社会、関西と東京の対照的な2つの世界を生きてきたピーのこの本から私はなにか比較文化的なものも学ばせてもらった気がする。本の表紙のPという文字も素敵で気に入ってます。自伝の中には現在でもおなじみのいろんな有名人が登場します。一番印象深かったのはビューティフルコンサートの1階奥で壁にもたれながら目立たないように観ていた加橋かつみ。しかし最後まで観ることなく武道館を去った。ザ・タイガースの終わりを誰よりも見たくなかったのは彼だったのかもしれないという人見の言葉。1月24日最後のコンサート、夢から帰って行ったピー。ファン対して「僕を記憶から消し去ってくれ」と悲痛な手記を残して。波乱万丈の64年の人生の行き着く先はメンバーとの劇的な再会だったが、再結成への意欲まで見せている。長い別れ、長い空白をものともしない友情の強さ、素晴らしさを感じた。このメンバーに対する本物の友情というものを『ロンググッバイのあとで』人見は改めて感じたのだろう。
「Long Good-by」の映像をYouTubeで見つけました。
www.youtube.com/watch?v=1Ad-VbLD0yg
タローの弾き語りと共に、当時のピーと現在のピーが元気にドラムを叩いている姿もあります。
現在の人見豊の声はラジオ番組出演から聴けます。
http://www.hitomiminoru.com/img/110317CBCradio.oma.mp3
http://www.youtube.com/watch?v=2U23SSe_IOg
1月24日の解散記念日については
http://www.youtube.com/watch?v=RmWJXQm_6jw&sns=em
http://www.youtube.com/watch?v=QOL5D6RQU4Q&feature=player_embedded
http://www.youtube.com/watch?v=mGUiP_Eb5a4&sns=em
またザ・タイガースの終わり(ビューティフルコンサート)についてのYou Tubeは
http://www.youtube.com/watch?v=9SNys41LwTw&feature=related
トッポは一階の一番奥に立って見つめていたそうだ。
ラヴラヴラヴ愛こそすべて
http://www.youtube.com/watch?v=D1Y1zlx1Djs
http://www.youtube.com/watch?v=rZ82ZvowO4U
GS卒業生紳士録~AFTER THE G.S.RUSH~
グループ解散後新しい音楽の世界を集めた面白い企画アルバムです。
タローとアルファベッツの「ふるさと」、鳥塚しげきの「気がついてみたら」など初CD
化多数。かまやつひろしの「どうにかなるさ」は、彼がザ・スパイダース在籍中にリリースしたものなのでこの企画には合っていない。「マイ・オールド・ギブソン」か「12時の讃歌」を収録して欲しかった。G.S.ファンには是非聴いていただきたい1枚です。
ザ・タイガース 世界はボクらを待っている [DVD]
初めて一人で観に行った映画です!だからひたすら懐かしさ一杯で〜 観ると思い出すものですネッ (^^)/ すてきな気分を味わうことができました。この映画を映画館で観た方は、是非当時の自分を思い起こすためにもご覧になった方がいいと思いますよ〜