高原鉄道殺人事件(ハイランド・トレイン) (祥伝社文庫)
5作品が収録されていますが、そのうちの1作「内房線で出会った女」は君島由紀夫が主人公で、十津川警部シリーズではありません。この作品と80%酷似している、いわば「内房線で出会った女」+αといった作品に「外房線60秒の罠」(徳間書店)というのもありますから、是非読み比べてみてください。「内房線で出会った女」以外は、十津川警部と亀井刑事の名推理です。特に表題作「高原鉄道殺人事件」と「おおぞら3号殺人事件」は亀井刑事の姪が事件の渦中に入ってしまうので、亀井刑事が前面に出ています。
外房線60秒の罠 (ジョイ・ノベルス)
本文中の亀井刑事の言ったひとことが印象に残ります。内容も複雑でなく読みやすかったです。以前は列車トリックが多かった西村作品ですが、久々に今回の作品はそれに近いものがあります。
まさにラストは乾坤一擲ですね。
プラレール 総武線スペシャルセット
あ〜、来ましたよ…
山手線セットの時の我輩の読みどおり。
トミーさん、国鉄を知ってる大きなお友達の心理をわかってらっしゃる。
103高運転台は滅茶苦茶良い出来だったものなぁ〜
京東セットも買っちゃったし、
5方面作戦は継続せりってとこでしょうか?
わがままを言えば総武快速を銀色の奴じゃなくて
懐かしい113系(スカ)だと良かったのにね。
(え?まだ千葉では現役!?)
さて、次はどこでしょう…
常磐線?中央線??
もし中央線が出るのなら201系の金型を変えてくれるとうれしいであります。
そろそろ世代交代ですし…
Hi-vision 列車通り 「外房線」特急わかしお [DVD]
房総半島の南・安房鴨川を目指して東京を出発する特急わかしお号の前方展望は変化に富んで飽きさせないものでした。
東京都心から千葉県南の郊外へと向かう列車は、東京の地下トンネルを出ると京葉のベッドタウンや湾岸道路などを眺めながら走行し、蘇我から外房線へ入り、列車が外房線へ入りしばらくすると左手に太平洋を眺め、のどかなローカル線風景も眺めながら安房鴨川へ向かいます。千葉のベッドタウンから海水浴場のメッカなどを走行し、変化に富んでいます。
ただ、このDVDの特徴の一つとして今まではトンネルに入ると画面全体も真っ暗になります。列車のライトで照らされたトンネル内走行もリアルに明るく見ることができればいいなと思いました。
千葉にもまだ多くの単線区間や、のどかな風景・自然があったのかと驚かされたりもしました。海が綺麗だったのも印象的でしたし、緑の多さにも驚きました。何気に乗車している列車も運転台前方から眺めるとまた新しい発見もありました。
安房鴨川に向かうにつれて変化する風景は嫌なことを忘れる気分でしたが、車窓の変化が単調ではないのでお勧めいたします。
外房線60秒の罠 (徳間文庫)
近年は、鉄道の旅系統の作品が多かった西村先生の作品でした。やはり、鉄道ダイヤがパターン化されたので、ダイヤトリックの作品は難しいのでしょうか?本作品は、時刻表を片手に読むことをお薦めします。最後は、思わぬ展開です。