フジテレビ開局50周年特別企画 「わが家の歴史」DVD-BOX
娘が大好きな松本潤くんが出演されるとの事で、家族でリアルタイムで
3日間見ましたが、楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
大泉さん演じるつるちゃんや、だめだめなお父さん西田さんのシーンはいっぱい笑えますし、
家族の温かさや絆が全体を通してしっかり描かれていると思いました。
松本さんと柴咲さんの弟妹は本当に美しくて、しっかり者の姉と、病弱で家族想いの弟。
それぞれ置かれた境遇を、とっても上手に演じられていて、
2人のシーンはどれも素敵で、印象に残っています。
カップルもたくさん登場しますが、個人的には堀北真希ちゃんと山本さんが、
味があって好きです。真希ちゃん可愛いですしね。
佐藤浩市さんは文句無くカッコよかったです。
特に三谷作品ファンではありませんが、家族で楽しめる作品だと思います。
娘は、特典映像にすご〜く期待しています!
CHRONICLE 2001-2009
幾多の名クリエイター達が愛してきたうたごえ。それが畠山美由紀だと思います。青柳拓人、鈴木正人、冨田恵一、Jesse Harris、秋田慎治、小池龍平、金橋豊彦、斎藤哲也、沢田穣治、中島ノブユキ、宮川弾、ASA-CHANG…彼女の清楚で耽美的なうたごえは彼らの美的世界を純に立ち上げてゆきました。他方、彼女自身のソウル/ジャズの作曲・作詞におけるニュアンスも彼らに出会うことで大きく翼を広げたかと思います。彼らの音作りが背景・空間となり、彼女の作曲はいつも音の粒が立つことで、ことばの香りが広がっているからです。実に両者の密なハーモニーが麗しさを放つPOPSなのです。
冨田恵一による「海が欲しいのに」。彼の流れるストリングスや緻密に敷き詰められたハーモニーデザインは本当に心地よく芳醇な音があります。また「愛にメロディ」(原田郁子・永積タカシ)、「若葉の頃や」(中納良恵・堀込奉行)なども、彼女の声のために仕上げられた奇跡的な調和をみることが出来、彼女の甘美な代表曲達です。
「ロマンスをもう一度」。ミュート声で子音をタッチする際のしなやかで澄んだ明るみ。この素朴な品の良さが彼女の麗しさでしょう。日本女性の美しさとは例えば所作だと思います。そこに宿る凛とした品格とたおやかさです。畠山美由紀の歌声に感じる美しさは当にそれなのです。そんな歌声を筆にして描いたような絵が、「浜辺の歌」と彼女作詞の「星が咲いたよ」でしょうか。儚い行間をキャンバスに落してゆく筆の、ゆっくりしたスピードは彼女の特徴ですね。日本のうたが持つことばの美しい情景の滲ませ方。後者の童謡のような懐かしさへのアプローチではそれがよく表れています。
Norah Jones「Don’t Know Why」、Carole King「So Far Away」などの情感は当に彼女にぴったり。原曲に迫るオリジナリティが演奏されています。例えば「The Water Is Wide」は少し高く出てしまったそうですが、それが凛としており彼女の澄んだ個性になって刻まれました。
7と14のJesse Harrisと一対一の演奏は、聴き手をまどろみや、魔法めいたアンニュイさに誘います。11ではリリー・フランキーの美声が注目。そして「翳りゆく部屋」は特に聴き所で、低音域での柔らかい包容力もこの歌手の特徴であり楽曲を昇華させます。「くちづけ」はストリングスの陶酔度が強い編曲。16「Timeless」は菅野よう子の感動的な旋律の英語曲です。最後に、彼女の詞によく映される緑の原点は「遠い灯、遠い場所」気仙沼の景色にあるんですね。
ニホンノミカタ -ネバダカラキマシタ-
聞けば聞くほど味が出るスルメソングと言う書き込みを
どこかで見た気がしますが、まさにそんな気がします。
すでにかなり聴きましたけど、全然飽きません(笑)
80年代ディスコ風のアレンジでノリのいいメロディと、
あのいで立ちから、一見 どうみても”企画もの”なんですが・・・
歌詞にちりばめられたメッセージ がこの曲を引き締めています。
『この国にユメがあるのですね?』
『政治家 嘘をつきません』
『この国に誇りあるのですね?』
特に2番の歌詞はメッセージ性が高くなっています。
TVのショートバージョンでは歌われない事を
考慮しているように思われます(TVではあえてメッセージ性を弱く)
ちなみに、作詞家のエンドウサツヲさんは
とんねるずのブレーンの構成作家さんで、作詞は本業じゃないはず。
だからこそ書けたのかな。。そう考えると、ある意味 指名した事もすごい。
いろんな面でTHAT'S エンターテイメント って感じがします。
CDの価格を500円くらいにしてくれてたら、ミリオンも夢ではなかった?
てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~ [DVD]
岡村隆史主演ということで期待は全然してませんでしたが、自分もダイビングをしたことがあり沖縄のキレイな海の映像に興味があったのと、原作者の金城浩二が実際にサンゴ礁の養殖と産卵にこぎつけるまでの実話というのに魅かれてDVDを予約購入しました。
再生してみたら母親役の原田美枝子のフルスイングのグーパンで岡村演じるダメ息子、金城健司をぶん殴るシーンに爆笑!
そして後に結婚する恋人を演じる松雪泰子も本気でぶん殴る!
アクションとは言えないが演技に引き込まれます。
世界でも例が無いサンゴ礁の養殖を自力で初めて成功し、それまでに数々のトラブルを乗り越えて家族がひとつになるあたりは誰もがワクワクし、そして涙することでしょう。
見どころは主人公に優しく近づいて来た人に騙されてからの後半、夫婦愛と家族愛に号泣しました。
海が好きな人はサンゴ礁の産卵シーンは必見!
これは金城浩二全面協力により、海底で何日も「ただ待つ」という作業を繰り返してやっと撮影に成功したオリジナル映像。
両手でガッツポーズした感動のシーンです。
ブルーレイ版が発売されたら、このシーンのためだけでも買い直したいくらい。
納得の★5つです。
そして沖縄の海を愛する人たち、海人たちに敬礼!
B.L.T. MOVIE GIRLS ♯5 (TOKYO NEWS MOOK 225号)
出ましたMOVIEガールズVOL.5!
VOL.4のゼータクっぷり健在で、
さらに高峰を目指す覚悟ありありの
作り手の猛々しささえ溢れ出し、
歴史を作る女優誌となりそうな風格が満ちてまいりました。
(ちと、ホメ過ぎか!?)
いやいや。
電子書籍や電子端末やと、
出版物のデジタル化が叫ばれる昨今、
時代の潮流に逆行すべく
物質としての“紙表現”の底力を提示するVOL.5は
今回も圧巻と言わざるを得ない。
常識を無視したB4&横開きという体裁は
作る過程で様々な苦労や弊害も多かろうが、
作品性のみにこだわった姿勢、志に拍手を送りたい。
水川あさみ、鈴木杏など人選も渋いが、
こういう規格外な雑誌でしか見せられない素顔って
絶対あるよな〜と、
見たことのない女優陣の表情に
魅入られるばかりの僕でした(汗)。