TALES いのまたむつみ画集
TALES of D、E、D2のイラストを担当なされたいのまたむつみさんの画集です。いのまたさんの書くイラストはとても独創的かつ個性的で美しく、そのためテイルズシリーズにおいても、その世界観を確立させるために一役買っていることは間違いないでしょう。
さて、この画集はそのテイルズシリーズ三作品における、いのまたさんのイラストの魅力がぎっしり詰まっていて、パラパラとページをめくるだけでも、まるで綺麗な絵本を見ているかのような気分にさせられます。
内容ですが、当然イラストが中心で、インタビューや設定画も掲載されており、正にテイルズシリーズにおけるMUST BUYを冠するに相応しい一品です。とりわけ嬉しいのは、書き下ろしやトレーディングカードのイラスト、小説の表紙も掲載されていることです。
あなたはリオンとジューダスが共演するイラストは見たことがありますか?リアラとファラの共演は?ミクトランのイラストは?
Eアニメのキャラクターのイラストはどうでしょう?
テイルズの新しい発見と楽しみがここにあります。
テイルズ オブ デスティニー2
久しぶりに時間があいたから、PSPでできるゲームはないかなーと思ってたところ、テイルズシリーズがいくつかでていたので、挑戦してみようという気になりました。
RPGではFFが好きでストーリー性を結構大事にするんだけど、このTOD2のはじめのほうは子供っぽいシナリオで、やっぱり見た目通りなのか、、と思い、ちょっと落胆しながら旅にでたんですが、バトルは面白くて、FFでなれている私は、この爽快感がすごく気持ちよくて、敵とのバトルが苦にならず、ラストまで全然楽しんでた。
バトルが面白いのは、かなりゲームでも大きいと思う。
とにかくストーリーがさくさく進んで、寄り道は久しぶりにせずに1周目が終わった。
自由度がなかったってのもあったかもしれない。
でもRPGゲームってのを楽しめるようエンターテイメント性もある。
ストーリーは最後まで、好きになれなかったけど、キャラクターはそれぞれ愛着がわいて、みんな可愛かったのと主人公が目立ちすぎてなくて、私はそれがよかった。
TODやってから、TOD2をやればよかったなーて、後悔したけど、結構万人に受けるシステムかも☆
PS2版「テイルズ・オブ・デスティニー」オリジナル・サウンドトラック
テイルズファンとしては見逃せないサウンドトラック、今回も満足の出来でした。
PS版のアレンジ曲もそうですが、何と言っても新曲のクオリティが高い!
「Justice and an adge」(オベロン幹部戦)を筆頭に、
「The last judgement」(最終フィールド)
「Progresses toward the end」(最終戦闘曲)
アビスファン必聴の「The arrow was shot-piano」(サクラバイベント)
「Deep darkness」(エクストラダンジョン)
D2ファンは感動します、「Coup De Grbce」(バルバトス戦)
などなど、新曲はオススメできるものばかりです。
PS版からのアレンジ曲も素晴らしく、
「Bare its fangs」(第一部戦闘曲)
「Green hill」(ハーメンツ?)
「Imposing visage」(モリュウ城)
「Crooked sight」(空中都市出現後フィールド)
「A botanical garden」(クラウディス)
「A reinforced concrete」(ミックハイル)
「Lion-lrony of fate」(リオン戦)
「Dead factory」(オベロン秘密工場『ライブラ・IV』)
「Perfidious act」(ヒューゴ戦・ミクトラン戦)
「Rebel against destiny」(ミクトランイグゼシブ戦)
などは特にオススメです。戦闘曲多いですねw
お買いになられた方々に、「ここは聴こう」なポイントを言わせてください。
「Lion-lrony of fate」PS版では1分もなかったこの曲には、大幅な追加作曲があり、1分15秒ほどにまでなりました(それでも他の戦闘曲に比べると短いですが)
「Coup De Grbce」バルバトス戦で流れるこの曲は、D2では後半が非常に寂しいものとなっていましたが、こちらでは大幅なアレンジが施され、とても豪華なものになっています。また、前半のメロディでもある半音階で上昇していく音は「ファ」を基調にしたものとなっていますが、違和感なく聴けます。むしろこちらの方が本物に聴こえて・・
「Justice and an edge」PS版ではオベロン幹部戦で流れるのは「Heat wave」という曲でしたが、あまりに雰囲気が合っていなかった故か、新たに書き下ろされたこの曲が代わりに流されました。見事に雰囲気に合っています。
余談ですが、サウンドテストで「Heat wave」がダンジョン曲になってたのはどういうことですかね? 没曲なのに・・・
「Sink into vice」グレバム戦で流れるこの曲。実は、原曲の半分以下の長さにまで改悪されてしまっていますが、テンポをかなり遅くしてあるので長さはあんまり変わりません。でも、縮めることないじゃんねぇ・・・・
「Progresses toward the end」他の通常戦闘曲2曲のアレンジですが、イイ。全曲中一番良い曲です(と自分が思っただけ)。1分半というこの長さだけで、気合の入りようが分かるというものです。いや、この曲のためだけにサントラを買う価値がある。
長くなってしまいましたが、とにかく買い! 買いですよ。
テイルズ オブ デスティニー 2
今回はモリュウ領のあたりまでが描かれています。
やっとコングマンやジョニーが登場して、キャラがだいぶそろった感じです。個人的な聞きどころは、ジョニーの歌でしょうか(笑)山寺宏一さんがいい声を聞かせてくださってます。
残念だったところは、ノイシュタットで貧しい子をいじめる裕福な子を叱る役がルーティからイレーヌに代わっていたことくらい。(つまりルーティの過去が読み取れなくなってます)
テイルズ オブ デスティニー(特典無し)
PS版と比較するとシステム、グラフィック、追加ダンジョンなど非常に面白くなっています。決してつまらないわけじゃないのですがPS版の時の設定を変えすぎです。特にリオンにまつわるところです。性格や重要な台詞が消えているので残念です・・・。デスティニー2につながる部分も多かった旧作をこれほど変えてしますのはちょっと・・・。「終末の時計は動き出した〜」という台詞やリオンとの三回目の戦闘、魔人闇の習得、秘奥義の魔人煉獄刹は設定の仕方がめちゃくちゃです。魔人煉獄刹は2でジューダスとして使える技にしてほしかったです・・・。彼はテイルズシリーズ最も悲劇的なキャラとも言えるのでリオン視点にしたのは良かったと思います。ちなみに旧作ではリオンはルーティに「たとえ家族であっても僕は君を殺せる」(確かこんな風)に言ってました。ギャップありすぎな最期でした。