シャネル―スタイルと人生
シャネルのことは、女性雑誌の特集で知りました。
孤児院で育った生い立ちをばねに、天性の才能から歴史に残るブランドを確立した女性・・・
私は、一時シャネルのような生き方をしたいと思っていました。ですが、年齢を重ねる中、いかに彼女が孤独で過酷な人生を歩んだか、理解できるようになりました。何人もの有名な男性との恋愛を重ねても、彼女は孤独と闘っていたでしょう。
この本には、彼女の初期の作品、彼女の愛人を含めた交友関係、美しいシャネルスーツ、往年のシャネル・・・・と、様々な写真が掲載されており、シャネルの世界を堪能できます。
それにしても、60代を超えた彼女からは、実業家としての鋭いオーラと独特の色気がただよい、近づきがたいが、人々を大変魅了したことが伺えます。
私は、さすがに今はシャネルのような生き方は、望んでおりません・・・強い精神力と、知性と、クリエイティブな才能がある女性だからこそ歩める人生です。彼女が生まれ変わったら、愛を疑うことのない、愛に満たされた人生を送ってほしいなあ・・・
サイン・シャネル カール・ラガーフェルドのアトリエ [DVD]
CHANELのデザイナーのカールラガーフェルドが
デザインを起こす場面からオートクチュール技術で作っていく パリコレの全貌が明らかにされています。
私もオートクチュールを学んでいるので
とても勉強になりました!!
女を磨く ココ・シャネルの言葉
ココ・シャネルは人を酔わせる機知に富んだ名言で知られる人物であると思う。
感情的には発言の主旨に賛同したくなくとも反論する隙のない名言を数多く残している。
しかし非常に残念なことに、既刊の本にはこれらの言葉を網羅してさっと眺められるような体裁のものはないし、シャネルが女性であるというだけで常に男性とのロマンスを軸に語られてきたことに私は不満をもっていた。(D・カーネギーの本や、バフェット、ビル・ゲイツの伝記を著すときに女性の影響を軸に描くなどあり得るだろうか?ない)
だからこのタイトルを見ただけで胸踊ったし、女性の著者名を見てこれこそ待ち望んでいた本だと思った。
なのだが。
まえがきの一ページ目を読んでのけぞった。ざっと書き出すとこうである。
「私の仕事柄、『今、誰が・・・?』という、お尋ねをいただくことが多いのです。
その後に、新しいのか、面白いのか、すごいのか、偉いのか、変なのか、などなどが、続くのですが。」
この文章を読んで悪文と思わない方。本書はそういう方にのみおすすめしたい。
まえがきはほぼこの調子で、著者の、とりつくろった短文を書くことのみに特化した「仕事柄」が悪い形で影響を及ぼしている。
本文でもところどころ、雑誌のキャプション的な文章が頻出して読んでいてイライラさせられた。
雑誌はすべからく宣伝媒体であるからして、このような文体は本のリアリティを損なう。
また非常に残念な点として、参照した資料に一次史料ならぬ一次資料はまったく参照しなかったらしいことを挙げる。
二次どころか、三次資料やそのまた翻訳書しかない。
学術書ではないのだから許容すべき範疇であろうが、個人的にはこれが残念であった。
また少し無理な願望かと思うが、言葉が原語で載っている本があれば・・・。
以上の点に不満を感じはしたが、
・まえがきに比べれば本文はさほど、おかしい箇所だらけというほどでもないこと、
・他の本に比べて格段に写真が多く、見応えがあること
・作者はまじめな人柄らしく、よく消化し時代背景まで盛り込んでいると感じる点は評価できる
・参考・引用書にケチをつけたが、その数自体は少なくない
以上の点、また、アマゾンの他のレビュワーの好評や続刊続 女を磨く ココ・シャネルの言葉発行を考えると著者の文章にいらだつのは少数派であるかもしれない。
また、このようなシャネルの名言にテーマを絞った、というコンセプトもあわせ星3つで。
Little Black Dress: Vintage Treasure
パーティーに黒い服というセオリーを生み出したのは間違いなくココ・シャネルその人で、ドレスというとゴテゴテと着飾られているというイメージを一蹴してしまう程のシンプルにしてエレガンスなブラックドレスを世に送り出した現代屈指のデザイナーだと思います。
本誌は彼女の提案した数々の洗練美を纏ったセレブリティが競って美しく登場します。 ココ・シャネルに気に入られた希有な女優ロミー・シュナイダーは出演映画やプライヴェートでもシャネルの衣装を着用しており、彼女の颯爽としたセクシーさを引き立てていたと思います。また【去年マリエンバートで】という美しいフランス映画で主演のデルフィーヌ・セイリグが着こなすシャネルのドレスは素晴らしく、不条理で不思議な世界をさらにミステリアスかつ妖艶に彩っていました。他にもマリリン・モンロー、マレーネ・ディートリッヒ、オードリー・ヘプバーン、ジャンヌ・モローなど数々のセレブリティが魅力的なブラックドレス姿を披露します。
イヴ・サンローランのミューズであるカトリーヌ・ドヌーヴが、カメリアのコサージュのみのシンプルでキュートなシャネルのドレス姿で飾った表紙は必見!
Allure アロマディフューザー Symphony
良いところは、七色に変化するライトが癒されます。 悪いところは、自分の買ったものが悪かったのか、電源(USB)の接触が悪く、少し移動させただけでランプが消えてしまいます。アロマは温度が低いのか、香りの広がりが狭い気がします。はじめからお湯を入れて対処して使ってます。
値段的にこんなものかなという感じです。