EA Best Selections アリス・イン・ナイトメア
トランプ兵を筆頭とする敵達を
アリスが凄い刃渡りのナイフで斬りかかり、
クロケーの槌で叩き潰しし、爆弾を投げて粉砕します。
丁寧に作りこまれているアクションを土台に、
最高にクールな美術で悪夢の国のアリスが描かれています。
映像面が美しいのはもちろん、音楽が素敵です。
サウンドトラックCDが欲しくなるくらい。
それから、これからやる人へのメッセージで、
難易度的に少し自信が無くても難易度は普通以上で始めることをお勧めします。
簡単モードだけ、配置される敵が少なくなっていて、
結構な箇所で奇襲攻撃が削られてしまっています。
悪夢の国ですし、ドッキリは最大限満喫したいですよね!
悪夢の国に愛着を覚えてしまった方は、是非悪夢モードもどうぞ。
最大の攻撃と回避を両立しなくては勝てず、一味違います。
世紀の空売り
サブプライムモーゲージとそれにまつわる業界全体の破綻を
予見しそれに賭けた人(ヘッジファンド勢)たちを描くノンフィクションです。
2005年前後に既にサブプライムの「ヤバさ」を見通し
手探りで「サブプライムをショート(空売り)する方法」を考え、
恐る恐るショートし出す彼らのドラマは
皮肉でもあり人間的でもあり非常に面白い一冊でした。
またサブプライムの主犯者として「投資銀行・格付け会社批判」が
一般的にされますが、では、彼らが実際に「どう行動していたか」
という具体的記述も非常に興味深いものがあります。
2010年経済書ベスト3には入るであろう最高に興味深い本でした。
また、自分の書棚に残しておきたい一冊です。
金融にかかわる方は必読でしょう。
EA Best Selections アリス・イン・ナイトメア
ダークな感じのアリスがとてもイイ感じですね。
アリス好きの私も満足!
ただ私はあまりにも素人で操作に手こずります。
思ったように動かせません。コントローラーがないゲームが
こんなにやりにくいとは・・・難しさのレベルが選べるので
初心者の私には嬉しいところ!
Holes
この本、「英語耳」の松澤喜好先生お勧めです。
推薦の言葉にたがわず、どんどんストーリーに引き込まれます。
知らない英単語なんかなんのその。
センテンスが簡潔で、ややこしい心理描写や情景描写はほとんどなし。
言葉で押してくるタイプの小説ではありません。
なにげなく読み進めばシーンが浮かび上がる、
いわばヴィジュアル系ストーリーでしょうね。
英語読書の成功体験を得るにはうってつけかも。
面白いですよ。
ブルー・バートン
アン・バートンがアルバムデビューし、やがて日本でも話題になり始めたころ僕はジャズを聴き始めた。だからこのアルバムはスイングジャーナルなどでもよく目にしたし、レコード店の店頭も飾っていたに違いない。西欧のジャズもこのころスティープル・チェイスやMPSなどを通じて頻繁に紹介されていたので、当時の新鮮な印象をよく覚えている。アン・バートンのアルバムは、ジャズ喫茶ではあまり聴く機会はなかったが、このジャケットの彼女の木綿のようなさりげないそれでいて、大人の女の骨太さになぜか魅了された。今回、初めてまともに聴いてみたが、当時のイメージとそれほどズレはない。享年56歳で他界したアン・バートンのデビューアルバムにして代表作は、ほぼバラードで占められ、やや低音で情感たっぷりに歌いこむ本格派のヴォーカルのアーカイヴである。