CMようこ(2)
某弁当チェーンのCM曲「お弁当を食べながら」。この曲を初めて知った時から、ずっとこの曲の音源を探し求め、色々な所からダウンロードしたが、ようやくCDとしてこの曲を入手出来た事が、何より嬉しかった。このアルバム全体を通しても、やはりずば抜けて良い。歌っている清浦夏実の声が、詞の内容も相まって、ストレートに心に響き、不覚にも涙してしまった程だ。他にも、「あ、これ知ってる!」といった曲がギッシリ詰め込まれていて、一曲一曲は短いが、十分に満足いく曲数と、至極の内容となっている。菅野よう子ワールド、まさにここにあり。作曲家というだけでなく、アレンジャーとしての彼女の資質に、改めて惚れ惚れしてしまった。
就活って何だ―人事部長から学生へ (文春新書)
いわゆる業界人ではないライターがニュートラルに書いている点が良い。
選考プロセスの詳細も参考になる。
こうして15社の人事部長のコメントを比較して見ると、業界特性・社風がよくわかる。
「自律」を使う会社、「自立」を使う会社、 etc.
一方で、結局人事部長の求める人材にはたいした違いが無いようにも見える。
人事部長面接に上がる学生は粒揃いなのだから、さもありなん。
しかし最後の理想の人材には笑った。こんな人物が居たら見てみたい。
総じて人事部長の年齢が学生の親世代なので、懐古的でやや時代とのズレを感じさせる人も居る。
またホンネで語る人事部長、タテマエ(というより綺麗な言葉)で語る人事部長の差も面白い。
最後に心配になったのは、この本を読んで泣かせる感動面接体験談を話す学生がこの15社に激増しそうなこと。
マニュアル君はいらないと異口同音におっしゃっているが、やはりマニュアル君を増やしそうである。
それは人事部長の思うツボなのかもしれないが。
トミカ No.63 前田製作所 かにクレーン (箱)
この「かにクレーン」たる重機は、足場の悪い難所での作業をするものらしいが、愚生の重機に対する乏しい知識ではその作業風景がちっとも頭に中に浮かんで来なかった。
しかし、例えば「はたらくくるま」とかいった絵本等をよく読んでいる幼児なら、愚生よりも最新の重機に関して詳しいかもしれない。これはそういった幼児の好奇心を更に引き出してやるには最適の玩具だろうと思う。
ミニカーコレクターである愚生としてはトミカのラインナップというのは、最新国産車で、しかもリアルであれば更に良いと思い込んでいた。しかしこのかにクレーンを見ているとそんな事を思った次第である。
やはりトミカというのは幼児でも簡単に買える(買ってもらえる)値段のミニカーであるというのが本来の存在意義かと思う。クルマの好きな若者が減る中、こうした一見ちゃちな玩具ではあるが、将来のクルマ好きを養成するには大切な一台であろうと思った。
HITACHI ハードディスク 日立3.5inch Deskstar 7K1000.C (7200rpm, S-ATA2 3Gbps)HDS721010CLA332
PCを自作した際に適当なHDDがほしくて購入しました。
購入の際は、SAMSUNGのspinpointやWD、SGなどと比較しましたが
国産メーカーということでこちらにしました。
SAMSUNGは劣化が早いという書き込みが多かったので。。。やや心配。
また、XPでは1TB以上は動作が保証できないとのうわさもあり、1TBにしました。
動作のほうは全く問題なく動作しています。
残念なのがHDDのシルバーの金属カバーのほうに引っかき傷がありました。
たまたまついたと思うのですが、品質には関係ないものの、やや残念だったので星4つです。
ソフトウェア品質保証入門―高品質を実現する考え方とマネジメントの要点
著者のお二人は日立製作所で実務を経験され、保田氏は現在つくば国際大学で教べんをとり、奈良氏はソフトウェア開発のコンサルタント業をされている。
第1章ではソフトウェアの品質・品質保証について書かれており、ソフトウェア品質の考え方をモデル化した説明、ソフトウェアの4つ(あるいは5つ)の特質、欧米と日本の品質の考え方の違いなどが丁寧に解説されている。不良低減のための方針を表した図は、なるほど、と自明ではあるものの「作り込み不良低減」「不良の早期摘出」という2つのベクトルがとても印象的。
第2章では品質保証部門ではなく開発部門の視点に立ち、前述の「作り込み不良低減」の努力について解説している。DR(デザインレビュー)については問題点があげられており、限られた時間で、できるだけメンバーに多くの指摘をしてもらう、DR終了後の徹底的なフォローが必要、といった指摘があった。自身のレビューを振り返るいいネタになりそうだ。
第3章は出荷後の品質保証活動について、第4章ではいわゆる静的・動的テストに関するテスト戦略・技法などについて網羅的に解説されている。ここでは技法紹介に加えて、「評価」についても言及されている。「測る」ことの重要性を再認識させられる。
第5章、第6章では人材育成・求められる品質保証というテーマが、より広域的な視野で語られ、本書は締めくくられている。
品質を「作る」「測る」「管理する」すべてのエンジニアにとって良い本。