構造デザイン講義
東京大学の社会基盤(土木)工学科での講義内容をまとめた本です。
以下7回の講義の中で、それぞれの主題について説明すると同時に、
「デザインとはなにか?」という問いに対して著者が考える本質が語ら
れてていきます。
第1章 総論
第2章 組構造
第3章 スティール
第4章 コンクリート
第5章 プレキャストコンクリート
第6章 木造
第7章 構造デザインの最前線
著者は建築家。長いキャリアの中で得た知識や経験を土木系の学生
に伝えるべく、この講義は行われます。学校の講義なのに、あえて、
著者の考えや好み、捉え方を言い切ります。そして、「私はこう考え
る。君たちは自分の頭で考えなさい。」と問いかけていく姿勢に好感
を持ちました。
リダンダンシー(冗長性)に対する認識の大切さ、ものづくりの「空洞
化」への対応等々、学生しかも土木系の人だけに聞かせるにはもっ
たいない話が続きます。社会で活躍しているエンジニアこそ読むべき
本です。
「解析するだけなら自動でコンピュータで答えが出せる時代です。そ
んな時代で極めて大切なのは、構造、力、材料などに対して、エンジ
ニアがいかにイメージを持てるかです。」
四大文明 第四集「中国~黄土が生んだ青銅の王国~」 [DVD]
テレビで放送された時にビデオに撮り損なっていたので、DVDで見ることが出来て、本当に、うれしかったです。
このシリーズは、どれも映像が奇麗なので、DVDでみるに「如くは無し」です。
基本的には、テレビで放送されたものと同じ内容です(テレビで見たものを正確に記憶しているわけではないので、ダイタイですが)。この点は、せっかくDVDなのだから、何か特典があってもよかったのかな、とか「1回分」を1本にするのではなく「2回分」くらいを1本のDVDにするくらいの太っ腹であれば、もっとよかったと思います。
中身で印象的だったのは、発掘された殷墟の跡地から構成されたグラフィックですね。これは一見の価値があると思います。
また、兵馬俑や始皇帝がつくった巨大なダムの跡なども興味深かったです。
殷の時代は、中国の黄土高原のあたりは、うっそうとした密林だったという。像やサイの骨も出土しているほどです。長年の人間の営みの中で伐採され、砂漠のように荒れ果てているのが今の現状のようです。
文明と環境の問題を考える上でも、いいかもしれません。
DELETER COMICART CG illust Ver.4.5 PLUS
フォトショップを持ってましたが、友人に勧められ購入しました。
重いのではないかと心配してましたがそんなこともなく、何より説明書やサポートも親切丁寧で充実していて初心者の方でも使用しやすいと思います。
チェルノブイリの森―事故後20年の自然誌
ウクライナ系のアメリカ人である著者が、事故のあといてもたってもいられなくなって、
仕事を辞めて現地で取材した記録。
チェルノブイリが一大自然保護区となっていて、絶滅が危惧されたモンゴルノウマが移入されて増えているとか。
大方は、目に見える汚染など無いのだけれど、たまに見つかる汚染のひどい場所では、
木がひん曲がって生えたりしているらしい。この写真にはかなり驚く。
ヨハネ黙示録八章10−11節にあるニガヨモギの記述
第三の御使い ラッパを吹きしに
灯火のごとく燃える大いなる星
天より落ちきたり 川の
三分の一と水の源水との上に落ちたり
この星の名はニガヨモギという
水の三分の一はニガヨモギとなり
水の苦くなりしによりて
多くの人死にたり
がチェルノブイリ原発事故と関係づけられて当時騒がれたらしいが、実際の植物学はもう少し複雑。
どうもここにあるのはニガヨモギとは違う植物らしい。
チョルノブイリ アルテミシア・ウルガリス
ニガヨモギ(ポリン) アルテミシア・アブシンチウム(つやつやした繊毛あり)
著者はたまたま植物学者と一緒に現地を取材して回ったのでこのことを知った。
他にもいかに作られた話を人々が信じてしまうかという実例が紹介されている。
立ち入り禁止区域をオートバイで旅行して回ったといってホームページで写真を公開して話題になった女性の話。
著者が取材の過程で現地の人に聞いたところでは、旦那さんと二人で(あるいは現地ガイドも含めた団体旅行か)
車で回って所々で写真だけ撮っていったらしい。公開しているのはその時の写真。
一杯食わされた、というところだろうか。
チェグネイズ ドライトマト100g
タルタルソースを購入ついでにお試ししてみました。
自然王国さんの商品は、どれも良い材料でシンプルに作ってあるので
安心していただけます。
その上、おいしい♪
今回、購入のチェグネイズも当たり!でした。
近所のパン屋さんで買った国産小麦のバケットに塗って食べたら、
サイコーに美味しかったです。