空手小公子 小日向海流(43) (ヤングマガジンコミックス)
「ある格闘家の一日」というエピソードが
秀逸で淡々としているのですが、
格闘家がどう過ごして切磋琢磨しているのか
それが垣間見れたようで楽しめました。
また海流の目標となる緒方の強さ、
そして、しばらくぶりに出てきた
この作品にはなくてはならない
あの人がちらっと出て来たのは良かったです。
終盤は南vsペリーとの戦いも激化し、
次巻も楽しみですね。
ハイキック・ガール!豪華版(2枚組) [DVD]
特典映像の「中達也の空手テクニック」に驚愕しました。
肩甲骨の使い方、鉄騎初段の「波返し」の使い方、「追
い突きの秘密」などなど・・・これだけで十分に価値が
あります。
バカ打 空手バカ一代
観るタイピングソフトと銘打たれている通り、アニメの内容を追っていくような構成でした。
ステージの途中に二回、クリア後に一回、ムービーが再生されます。
もともとが長いアニメなので、名シーンだけ「つまみ食い」しながら鑑賞できるのは良いですね。
筋肉少女帯 ナゴムコレクション
以前に比べ音質が向上、初期・筋肉少女帯の
インディーズ・パンク・ロックのダイナミズムを
存分に味わえる1枚です。
ベースもギターもドラムもエッジが効いていてすごく好きな音。
もちろん若き日のオーケンのボーカルも切れまくってます。
聴いているとじっとりと汗がにじむ、熱くなれる1枚。
名曲いくじなしも、別テイクを2つも聴けます!
ハイキック・ガール! [DVD]
女空手家が主人公のアクション映画といえば、志穂美悦子主演の女必殺拳シリーズが日本では元祖と言えますが、敵の格闘集団の殺し屋にニックネームがついていたりと、志穂美作品との類似性が見られる作品です。作品全体が暗いところまで似ていますが、高校生の武田利奈をせっかく主役としているので明るい作品にしてもよかったと思われます(武田の笑顔が見られるのはラストのほんの数秒)。この作品ならではの名シーンは武田と空手界のアイドル小林由佳との女子高校生同士の蹴り合いで、相手のミドルキックをあえて身体で何発も受け合うシーンは受けた相手の身体の振動が伝わるほどの迫力です(このシーンはプロレスのキックやチョップ合戦を見ているようなお互いの意地の張り合いのようなものが感じられる点も必見です)。武田の師範役の中達也はアクションシーンは見事ですが、それ以上にすばらしいのは空手の型の披露で、アクションファンとしては中達也の空手の型だけでも一見の価値ありです。技が早すぎるのでスローモーションで見せてくれるのはアクションの詳細を知りたいファンには有難いのですが、キーになるシーンにとどめたほうが映画としてはスピード感がでたと思われます。他の難点としては、武田が全編を通してセーラー服と空手着しか着ておらず髪型も変えないところで、せっかくヒロインものにしているのですから女優の魅力を引き出すスタイリストが必要です。完璧な映画ではありませんが、映画の宣伝にも使われている神社の境内で大男をハイキック一撃で倒すシーン、小林との決闘、中達也の型とアクション映画史に残したいカットが含まれる81分はアクションファンにとっては見ておきたい映画です。