「のだめオーケストラ」STORY!
プロが正規の演奏会で外す事は滅多に無い。それをSオケリハーサルでやって見せてくれる。
こんなCDが出せるのはのだめ用ならではのこと。そのぶん、プロの真面目な遊び心を読み取ることができる。
国際的な名演奏なら、多数の歴史的名盤からも集めることができる。
国内のオケがN響以外でTVに乗る機会は少ないはず。のだめをきっかけに国内各地のオケに注目が集まっている。これもすばらしい成果。
このCDをきっかけに、各地の生オケの演奏会に目を向け、さらに足を運んでもらうきっかけにしていこうよ、
とのプロフェッショナルたちの呼びかけが聞こえるようなCDです。
この緑版CDを聴き終えたら、生オケに行きましょう。きっと感動が待っています。
そんなCDです。のだめファンの皆さん、新しくファンになった皆さん、ぜひこのCDも、それに続く生オケも楽しんでいきましょう。
ところてんの女 [DVD]
結構、WOWOWでいろんなピンク映画を見てきたのだが、この作品はベタな内容ながらしっかり作られているなと思った。
ところてん売りの娘と彼女を慕う侍と不器用な飛脚の三角関係がうまく描けていた。
もちろんピンク映画らしく、ところてんプレイなるおバカなSEXなどもあるのだが、これは中々気持ち良さそうだ。
最後は意外な程、切ない映像で締め括る。不思議な余韻を味わえる作品。
大場久美子 濡れた心 ~レズビアン殺人事件~ [DVD]
土曜ワイド劇場枠の傑作ミステリー。原作は多岐川恭。タイトル通り、妖しげなエロティシズムが漂う作品。後半部分の犯人探しが前半と打って変わってサスペンスを盛り上げ、目が離せない。
往年の土曜ワイド劇場の特徴である、推理、サスペンス、エロスが一体となった見事なまでに「土ワイ」な作品。私は20年程前再放送で観たきりであるが、その強烈な印象がいまだに脳裏に焼きついて離れない。
奇をてらったところがなく、派手さもなく、最後は泣ける、実に哀しい美しさの似合う作品。
こちら葛飾区亀有公園前派出所 小説
『こち亀』連載30周年と、日本推理作家協会60周年のコラボレーション企画。
日本を代表する7人の推理小説家が、『こち亀』を小説化。
企画モノだけど、作家たちの両さんへのリスペクトが感じられる。
遊びだけど、本気、なのね。
短編なので、物足りなさは否めないが、このくらいがちょうど刺激的で良いのかも。
長編にしてしまうと、鼻につくかもしれないね。
どの作家も、自分の得意分野や代表的な登場人物で勝負。
いろいろ興味わきました。
ぼくの好きな東野圭吾は、
唯一、『こち亀』の世界だけで描いた。
そこにもまた、ひねくれもののプライドを感じ、
ほくそえんでしまった。
ぼくがおもしろかったのは、
京極夏彦。
まだ、彼の作品を読んだことはないので、
一度は挑戦してみよっかな、と思った。
両さんへの愛に満ちた一冊です。
るろうに剣心 / 明治剣客浪漫譚 ― ベスト・テーマ・コレクション
このCDでまだ収録されなかったTV版(平成8年1月〜平成10年9月)の主題歌は以前に紹介していた方がいたようですね。どうも、DVD「音楽絵巻」では、そのうちの最終代OP「君に触れるだけで(by CURUIO)」と最終代ED「ダメ!(by和泉容)」は収録されましたね、このCDからその2曲が外れたのは、確かにこのCDが登場したタイミングのせいもあるかと思います。まあ、今の時点ではこの評価でいいと思いますよ。
えーと、このCDのリストも使って変遷を述べてみますか。OP曲は「1→5」→「君に触れるだけで」、ED曲は「2→3→4」→「the Fourth Avenue Cafe(L'Arc-en-Ciel)」→「6→7」→「ダメ!」という順になります。「8〜10」は、映画版の「ED曲→イメージソング2曲」という組み合わせですね。
私が「輝け!週刊少年アニメ王」シリーズの続編を考える際の選曲候補に、このCD内の曲も入っていますよ。
追伸:…中川翔子さん、「5」をカバーしたと言うのは…そんなに好きだったのでしょうか?