細野晴臣 アーカイヴス vol.1
アンビエント・インストルメンタルのオリジナルアルバムとしたら、「メディスン・コンピレーション」以来なんですよね。
イベント等へ提供した楽曲を編集したもので、正確にはオリジナルアルバムとは言えないかも知れませんが、リミックスもなされ、わりと完成度が高く満足できる内容です。
個人的には80年代終わりから90年代にかけての細野さんのアルバムがいちばん好きです。
本人も「作家性がいちばん高かった。」というように、オリジナルティにあふれています。
こころ落ち着かせる、ゆれ、トランス、リズムによるおだやかなグルーブ。
アンビエントというジャンルを借りた独特の世界です。
このアルバム、細野さんの歌がいいんです。
数曲しかないけど、結構のりのりのボーカルがアクセントになっています。
HAPPY END OF THE BAND:PIZZICATO FIVE BSフジ・スタジオ・ラスト・セッションズ [DVD]
CDでは随分と聞きましたが、動く映像はあまり見たことがありませんでした。特に野宮真貴さんは。でもこのDVDは動く野宮真貴さんが大写しで見られて、しかもとってもおしゃれな大人の感じ。野宮真貴さんの歌声はCDでも大好きでしたが、動いている姿も大好きです。目線の使い方もとっても自然。ちょっと(伊藤)蘭ちゃん系のお顔立ちだったんですね。いやーしかし、このDVDはアレンジもいい。とっても幸せな夜の時間を過ごせます。50分ものですが、最初見たときには、いきなり2回繰り返して見てしまいました。関係ないかもしれませんが、何度も見ていると、パーカッションの猫沢エミさんも、野宮真貴さんとは別の意味で動きや仕草がとっても魅力的です。ただし田島貴男氏の2曲飛び入りは、正直言って余計だったような……。
ピチカートファイブ ソングブック
すべてにこだわるピチカートファイブのソングブック。
3つの特徴。
1.普通のスコアブックですと、弾いてるうちに本が閉じてしまう
なんてことがありますが、この本はありません。
リングノート型です。
2.各曲に小西さんの素敵なコメントがあります。
作曲家の思いを自分の中に包含しながら演奏できるのです。
3.内容は必要にして十分。コードとメロディーラインと歌詞です。
手書きのなので、出来たばっかりの小西さんの曲をバンドメンバー
として渡されるみたいな気分です。
そして、ピチカートファイブの曲がすばらしいのは言うまでもないことです。
ATTRACTIONS! KONISHI YASUHARU Remixes 1996-2010
レコードマニア、音楽マニア、
DJマニアでもお馴染み
『日本が誇る』
小西康陽さんの音楽世界。
とにもかくにも音楽の料理の仕方
味付け、スパイス
小西マジックにかかると
元々王道の曲がより一層輝きを増す。
個人的には
佐良直美
私の好きなものが
どのように変わるのか
興味深かったが
元々のインパクトは生かしつつ
素晴らしいremixesに
仕上がっている。
音楽の遊びを熟知した
小西康陽さんは
もはや
今の音楽界には
欠かせない人である。
みんなのうた ベストヒット・コレクション [DVD]
「みんなのうた」はテレビで偶然観る程度でしたが、
何となくいいなあ、というイメージはずっと持っていました。
今回も偶然にこのDVDの存在を知り「ちょっと買ってみよう」程度の
気持ちで手に入れました。
夜、寝床に入る頃に聴く(観る)と、
疲れてトゲトゲした自分の気持ちが丸くなっていく気がします。
唄い手もメジャー級でなかなか良い、「当たり」のDVDです。
テレビ放送の方では、バッタ云々の唄や、ウタダヒカルの参加などが
話題になっているみたいですが、またいつか買いたいです。