ノー・ニュークス(原子力発電所建設反対運動)~ミューズ・コンサート・ライヴ!
DOOBIEが好きだった私は、このアルバムのおかげでORLEANSやPOCOなんかを知ることが出来、貴重なものとなりました。
ディスカバリーチャンネル ZERO HOUR:チェルノブイリ原発事故 [DVD]
チェルノブイリのDVDとしては事故の悲惨さを伝えるものを期待して購入しましたが
こちらはどのようなやり取りで危険な試験を続行したのかという制御室の人間関係を
克明に描写しています。ただ単に事故が起きた、だけでは納得できない人は見てみるといいかも。
朽ちていった命―被曝治療83日間の記録 (新潮文庫)
被爆と聞くと、やはり子供のころ読んだ「はだしのゲン」に出てくる被爆者を思い出してしまいます。
彼らも充分壮絶に描かれていましたが、この本を読むとそれもかなりコミカライズされていたものだということを理解しました。最初は元気だった大内さんが徐々にしゃべれなくなり、体のいたるところが静かに朽ち始める。27日目を越えたあたりからガーゼでぐるぐる巻きにされ「お父さんロボットみたいになっちゃって」子が呟く。花口さんは自分がケアしている人が本当に大内さんなのか分からなくなってくるほど、追い詰められてしまった。
それでも被爆者を前にし83日闘い続けた医者たちのリアルな葛藤、本で読んでいるだけの私もその場にいるような気分にさせてれました。なにより、被爆者の現実を突きつけられた気がしました。
しかし、今も原子力大国に突き進む日本ではだれもがこのような、ことになる可能性があるということを忘れてはいけない。この本は決してどちらかに偏ったものではないが、私たちはいつかこの問題に対して正面を向きあって考えるべきだと伝えいます。
原子力について考える時、一つの判断材料としてこの本を参考にしてみたらどうでしょうか。
FUKUSHIMA 福島原発メルトダウン (朝日新書)
待ちに待っていた一冊です。
福島原発事故ののち、広瀬さんがビギナーの私達の為に筆をとってくれた。
いつものような攻撃的な言い回し(個人的には大好き)ではなく、とても優しく、完結に、事故の状況、本当の裏の話・・を語ってくれています。
巻末のは最新のデータを元に、現在日本の原発がいかにいいかげんに運営、稼働しているか・・を各原発ごとに説明してくれています。
そしてなんと言ってもこのタイトル。
メルトダウン・・・。
( 発売されたまさにその日に、始めて東電と政府は福島でメルトダウンが起こっている事をみとめました )
広瀬さんの先見の明にはいつも感服させられます。
この方の存在が今の日本にとってどれほどの救いになっている事か・・・
40年間あらゆる圧力にも耐え、反原発を訴え続けてこられた広瀬さんの言葉には、誰にもない重さと真実身を感じます。
科学者でも、専門家でもなく、ジャーナリストとしての広瀬さんの魂の叫びです。
まず、知る事。そして目覚め、立ち上がる。
その第一歩として読むには最高の一冊だと思います。
広瀬さん、いつもありがとうございます m(______)m
原発のウソ (扶桑社新書)
折しも、スペインで村上春樹氏がカタルーニャ国際賞を受賞し、日本国民はヒロシマ、ナガサキ以降、なんで「NO!核」を叫ばなかったんだ・・とスピーチ。この本の小出先生も40年
反原発の立場を貫かれてきました。核廃棄物もどんどん、放射線を出してきてそれは、我々子孫たちの健康環境まで、破壊するんです。もう、原発はいやです!安全な被ばくなんてありえません。政府はもちろん、大手マスコミ報道には、失望しましたし、真実を知ろうとしない国民の問題意識の無さ!!ドイツは国民規模で政府の原発政策に、非常に高い関心を持って脱原発に向かっています。一人でも、多く、小出先生の本を読んで危機意識を持ってください。それは、我々の子供世代を守る第一歩になると思います。マスコミのみなさん、安全学者やコメンテイターを集めて、国民をもうだまさないで!!この先、日本は福島を含め、もっと、シビアな事態になってくるかもしれないんです。小出先生は討論会形式でテレビに出てほしいです。最後に小出先生の存在を知らせてくれた、MBSラジオの「たね蒔きジャーナル」の方々に感謝します