ゴールデンタイム
アッコさんは年々歌が下手になってもうダメかと思っていましたが久々に本人も楽しんでいるような楽曲がリリースされた感じがしました。パワフルさが出ていてこれぞアッコさんという感じのナンバーでうれしいです。いっそタレント業を一切やめて歌手に撤してしまえば良い気もします。なんせアッコさんは本来歌手であるし、本人も歌手であることをよく強調されています。
心に太陽を持て (新潮文庫)
本のタイトルを眺めるのが好きなのは私だけでしょうか?作者の本に込めるエネルギーをいただける感じがして、私は大好きです。この本も題名に強く惹かれました。児童書というジャンルがまだなかった時代、作者が若い人に伝えたいと願ったものとは何か。今と変わりはしないと思う。短編集なので読みやすいし、これから就職しようという若い方に、是非読んでほしいです。
特に、バイソンの道が好きです。心に太陽を持てます。
路傍の石 [DVD]
主役、吾一役の池田秀ーが後のあの有名声優さんとは・・・
原作も未完なだけに映画も「これからどうなる?」という空気の所で終了
佐藤慶さんの、妻を足蹴にし、進学したい息子の学資貯金を奪い去って行く
国士気取りの馬鹿オヤジッ振りは良かった
皮肉なことに生真面目一本の吾ーより、むしろあの馬鹿オヤジの末路の方が
俄然気になってしまった
路傍のオヤジ どなたか書いてください
君たちはどう生きるか (岩波文庫)
内容は確かに子供向けです。しかしながら主張していることは十分成人に向けでも通じるものです。
本書は、歴史上の出来事、主人公コペル君の周りで起きた出来事が中心の話になっています。各章はコペル君の叔父のノートで締めくくられています。こういう構成にすることで、各章での主張をすんなり読めるものにしています。
たしかに戦前の日本の風景を描写しているので多少の陳腐さはありますが、それでも主張していることには普遍性があります。文章は易しく書かれているので中学生のときから読み、なんども繰り返して読む価値のある本です。読むたびにはっとさせられることでしょう。是非是非読みましょう。
米百俵~小林虎三郎の天命~ [VHS]
小林虎三郎という、幕末の長岡藩の家老が主人公の、執政者ドラマ。幕末、長岡藩は幕府側について賊軍として戦い、負けたため、藩の財政は極貧になり、侍たちは日々の糧にすら窮していた。そんな中、隣の藩が見るに見かねて、米を百俵贈ったが、これをどのように使うかで藩論が分かれ、圧倒的な侍の声に家老の小林は窮地に立つ。いよいよ決裂かというときに、小林が取り出した、長岡藩代々に伝わる掛け軸に書いてあったある文字が、この問題を突破する決め手となる。。。その決定的なシーンを中村嘉津雄が熱演している。ここが一番の見どころです。