B11 地球の歩き方 シカゴ 2010~2011
ガイドブックだから当たり前と言えばそれまでだが、当地を初めて
訪問する人のために作られているので、情報が浅い。
内容が限定的と思われる所もある。
一番困るのはすぐに丸まってしまう表紙の紙質。
Team of Rivals: The Political Genius of Abraham Lincoln
「奴隷解放」をめぐって米国が真っ2つ(南北)に分かれて、血みどろな内戦を
くり広げている時期に、共和党のリンカーン大統領は、敢えて自分のライバル
(政敵)を4人も「挙国一致内閣」の重責に採用して、その大危機をみごとに乗
り越えた: スタントン(国防長官)、シーワード(国務長官)、チェイス(財
務長官)、ベイツ(法務長官)。そのリンカーンの英知によって、奴隷解放は成
功し、南北戦争も南部の敗北によって終結した。
この140年前の歴史的な英断のおかげで今年、米国に黒人系初の大統領オバマ
が誕生した。奇しくも、オバマの地盤(シカゴのスプリングフィールド)は、リ
ンカーンの地盤でもあった。オバマは先達の英知にならって、彼自身の内閣にも、
「昔の政敵」を何人か採用して、現在の世界的な危機(経済危機、環境危機)を
乗り越えようとしている: ジョン・バイデン(副大統領)、ヒラリー・クリン
トン(国務長官)、ロバート・ゲイツ(国防長官)など。
言うなればドリス・グッドウインの千ページにも及ぶ労作「政敵のチーム」は、
オバマ内閣づくりの「聖書」になりつつある。偉大な大統領リンカーンの伝記は
数限り無いが、彼の内閣について、これほど詳しく触れた本は、これまでになかっ
た。もし、民主党が日本でも政権を取るような機会が近い将来やってきたら、こ
のリンカーンの英知を採用して、挙国一致内閣を組織して、国民の生活を真に向
上させる政治を本気にやってもらいたいと、私は切に念願している。
リンカーンDVD 2
最初の、始球式と最後の、ミッドナイトリンカーンが面白かったです。インパクトの薄い
作品はあえてまん中辺りに持って来てるのは否めない
が、とくに最後のミッドナイトリンカーンは短いが、
このDVDの評価を押し上げたとも言える質の高い構成で忘れることはないと思う。
Straight Ahead
このアルバムに入っている”レフトアローン”はマルウォルドロンが出しているアルバムでよく聞きました、マルのピアノとアルトサックス?(演奏者は忘れました)の絡みの雰囲気がとてもいい感じでジャズファンには是非お勧めです。
先日カーラジオでこのアビーリンカーンのボーカルとマルのピアノでレフトアローンを聞き感動しました、スローテンポのこの曲にアビーのメリハリのあるボーカルが最高でした。