でこぼこした発達の子どもたち(あんしん子育てすこやか保育ライブラリー special) (発達障害・感覚統合障害を理解し、長所を伸ばすサポートの方法)
感覚統合障害の分類が出色である。
・感覚が非常に敏感な「ビクビクちゃん」
・感覚の刺激を求める「モットちゃん」
・感覚が非常に鈍感な「ノンビリちゃん」
・感覚の識別が難しい「ワカンナイちゃん」
・姿勢の問題を持つ「グニャグニャちゃん」
・器用さの問題を持つ「モタモタちゃん」
この分類は見事であるが、複合的に問題を抱えていることも、
これ以外の問題を持つこともあるので注意すべきである
もう一つ出色なのが「目からウロコが落ちた、あるお父さんの話」
である。
オススメ本。
機動戦士ガンダム0079カードビルダー ガールズフィギュアA(レイコ)
ご存知のとおりプライズ商品を一回り以上大きくし、一般向け商品にしたフィギュアですが…。何か高評価を得る程の物でもない気がします(+_+)ってか、普通にゲーセンに置いてありそうな位にショボい感じさえします。箱もセンスない作りだし。顔と身体が何となく一致してなくキモく思えさえする(>_<)俺としてはパスするべき商品でした。
SPACE BATTLESHIP ヤマト プレミアム・エディション 【Blu-ray】
私はこの映画2回観ました。2回とも泣きました。
ヤフーに、正直にレビューしたら、工作員扱いされました。
ここでも、工作員扱いされそうです。
面白いと思う人がすべて工作員なら、東宝、TBSの関係者だけで
40億も出費して稼いだのでしょうか。
内容については、ネタばれになるので書きませんが、基本「空想特撮
映画」です。ゴジラやガメラ(キムタクも)が嫌いな人は観るべきで
はありません。
例え、ヤマトファンであっても月日が流れています。考え方も多種多様
です。波長の合わない方もおられるでしょう。
心配な方はまず「レンタルで視聴」をお願いします。
いくらでも貶して結構ですが、工作員扱いは止めてください。
Dear ドラマCD
漫画がアニメ化(コレはドラマCDですが)すると、1人は必ず「ちょっとこの声は…」というキャラがいますが、このドラマCDは著者・藤原ここあ先生本人がイメージ通りの人を厳選されたのでピッタリです。
漫画では、コマ割り・ストーリー・背景・キャラの描き分け等未熟な点が気になりますが、ドラマCDなので普通に楽しめます。
1話目は隊長・ケインより更にエレガントなケインの母が登場します。プリノに恋心を抱くケインがどうやって母にお見合いを断ろうか、そしてそれに協力する小桃達の話です。…妃杈が女装したりします…。
2話目は太り気味の自分に悩むプリノのダイエット話。短編。
「萌え」とか「ショタ」の言葉をご存じの方は特にどうぞ。
FBI美術捜査官―奪われた名画を追え
驚くべきことに、1990年から2005年の間に世界中で総額10億ドルを超える絵画が盗まれてきたそうだ。ルーブルは混雑する土曜の午後にコロ―を持ち去られ、オックスフォードでは大晦日にセザンヌが、リオではマティスにモネにダリ、スコットランドの城ではダ・ヴィンチの名作も盗まれている。
こうした美術品および骨董品の盗難は、越境犯罪としては、麻薬、資金洗浄、不法武器輸出についで四番目にランクされる。ネットや通信手段、物流手段の発達、ヨーロッパ連合内で行われた税関の改革なども、犯罪を容易にすることを助長しているという。
本書は、こうした美術盗難品における捜査の一部始終を描いた知的ノンフィクション。著者は、FBIの中で長らく美術捜査官として活躍してきた人物で、日本人の血を引いているそうだ。
美術品犯罪の技量は、盗み自体よりその売却にある。作品が有名で価値のあるものほど、売るのが難しいのだ。著者によると美術品泥棒は十人十色であるが、一つだけ共通点があるという。彼らが盗むのは美のためではなく、金のためである。本当に芸術を愛する泥棒であれば、売却しようとはしないはずなので、足が付く可能性も低いのかもしれない。
捜査のほとんどは、潜入捜査にて行われる。その潜入捜査、実際には下記のようなステップで行われる。
ステップ1 ターゲットの見極め
ステップ2 自己紹介
ステップ3 関係の構築
ステップ4 裏切り
ステップ5 帰宅
潜入捜査の多くは、営業行為とよく似ているそうだ。要は人間の本質を理解することであり、相手の信頼を勝ち取って、そこにつけ込むということなのだ。そういった意味では著者は、凄腕の営業マンだ。潜入捜査のすえ、実際に、犯人を逮捕し、身元が割れたあと、「今回の件では打ちのめされたが、それもしかないと思っている。打ちのめされたのは確かだが、きみとの時間は楽しかった。だから文句はない。」などという手紙が届いたりしている。
その著者のキャリアにおけるクライマックスが、美術史に残る史上最大の事件ともいわれるガートナー事件での潜入捜査である。1990年に起きた、この総額五億ドルともいわれる占有捜査の模様が、ほぼ実話そのままに再現されている。この臨場感は、ぜひ本書にてご確認いただきたい。
著者の美術捜査官としての資質は、いわゆる探偵的なものよりも、美術に関する造詣の深さによるところが大きいのではないかと思う。それは、著者のこんなセリフにも表れている。「美術品泥棒はその美しい物体だけではなく、その記憶とアイデンティティをも盗む。歴史を盗む。」
そのような美術に関する知識を、著者は重罪容疑で起訴されている最中の、特別授業の中で培った。さらにその変わった経験を通して得たものは、物事を白か黒かということではなく、灰色の目で見るということもあったそうである。有罪無罪の別なく、容疑者が何を心から恐れ、何を聞きたがっているか、自分自身の経験を通して理解することができたのである。一体人生で何が功を奏すかなど、わからない。
彼がFBIに在籍した18年間で回収した芸術作品、骨董品など、しめて2億2500万ドル相当。しかし、その価値を決して金銭で測ることはできない。取り返した芸術作品は、人類の歴史を捉えた、かけがえのないものなのである。