HOT CHILI PAPER PLUS 11 ホッチリの見たチュ・ジフン メモリアル「宮〜Love in Palace」から「キッチン〜3人のレシピ〜」へ
ファッション写真はなかなか貴重でした。
見たことないものもあり、あらためてジフンはかっこいい
と感じてしまった。
過去から現在まで写真もインタビューも見逃せないです。
チュ・ジフン ALL OF ME-MY PLACE,MY FRIENDS AND MY LOVE [DVD]
ジフンが沈黙を破り赤裸々に自らの事を話していて感動でした。
去年の春、人生を変えてしまうほどの事態が起きて私たちファンは悲しみのどん底でした。
彼に会いたい・・・ただそれだけで毎日をすごすしかなかった時でした。
そして、ようやく彼をテレビで見たのは裁判の判決に向かう俯いた悲しそう姿でした。
あれから一年・・ジフンは兵役に就き、普通の一般男性と同じ生活をしています。
その前に彼が私たちファンに言いたいこと伝えたいことを収めたオフショットの彼です。
このDVD見て改めて彼のファンになって良かった〜って実感でした。
かっこいいジフン・・・かわいいジフン・・・凛々しいジフン・・・
そして・・・自分の考えを持って強く生きようとする姿に感動します。
写真集もとても素敵です。
なんと言ってもジフンの案内する店のガイドブックがとても良いです。
ジフンの好きな行きつけの店にぜひ、訪ねてみたいです。
寵愛 [DVD]
何て、美しく哀しい映画なんだろう。
小説家の男は白い部屋で愛するヌードモデルの女を待つ。女は他の男との愛に苦しみ、小説家の男に逢うことでバランスをとる。
人を思う切なさ、思うが故の強さと脆さが感じられる。大胆な絡みのシーンもあるが、愛する人と体を重ねることの幸福感と、一つになりきれない孤独感がよく伝わってくる。体はぴったりくっついて隙間はないのに、心が遠く離れてるなんて、あまりにも哀しい。溺れているのをお互いにわかっていながら、そこから抜け出せないというのも、情愛だからこそ、と思う。(ドロドロして感じないのは、あの生活臭のしない白い部屋が背景だからか?とにかく映像が、美しい。)
物語は以外な方向に展開するが、最後のドアのベルが鳴るところで、ふとこちら側に呼び戻される、というか、なぜかホッとした気分になるのだけれど、いろいろな解釈がとれると思う。
最初はかなり激しく大胆なシーンにドキドキし(とにかく二人とも体が綺麗。筋肉のスジとか、曲線とかそういうとこも)、疲れれば、マッサージしてくれたり、おなかすいたらパスタ作ってくれる坂口憲二似の小説家の彼に、こういう彼氏が欲しい!と、気楽に観ていたら、次第に切なく、哀しく、心にグーッと来てしまった。
原作の題名は「体」とのこと、観る度にいろいろな発見のある作品になりそう。レビューを参考に購入してみたが、当たり。☆6コか7コあってもいい。
待ちくたびれて [DVD]
韓国の諺に“コムシヌル コックロ シンタ”(ゴム靴を逆に履く)というのがありますが、これは恋人の男性が軍隊に行っている間に、その彼女が別の男と浮気してしまう状況を指す言葉として使われています。
本作は、この状況を4組のカップルの姿を通して描いた、オムニバス形式のラブコメです。因みに原題の“キダリダ ミチョ”は、「待っているうちに狂う」という意味です。
登場する4組のカップルは、女性が年上のカップルのヒョジョン(ソン・テヨンssi)とウォンジェ(チャン・グンソクssi)、大学のバンド仲間のボラム(チャン・ヒジンssi)とミンチョル(デニー・アンssi)、いわゆる“タクサル”カップル(韓国語でいうところのベタベタ熱愛中)のジナ(ユ・イニョンssi)とウンソク(キム・サンホssi)、そして早くも同棲中という高3の女の子ビアン(ハン・ヨルムssi)とナイトクラブのウェイターウク(ウ・スンミンssi)です。
チャン・グンソク君は、ドラマ版「ファン・ジニ」で、チニが若い時に好きになった若様役、ソン・テヨンssiは、クォン・サンウssiとの結婚で話題、デニー・アンssiは元g.o.dのメンバー、チャン・ヒジンssiは、韓国ではポストチョン・ジヒョンとの声もあるという女優さんで、本作では一番おいしい役どころ、ハン・ヨルムssiは、キム・キドク監督作品「弓」「サマリア」のヒロイン。
現在徴兵制度のない日本にとって、韓国の男性の徴兵に対する思いを理解することは難しいのですが、近年の韓国社会において、日常生活の中で徴兵制度が落とす影の部分を上手く描いていると思います。
北京オリンピックで日本の野球チームは、徴兵免除をちらつかされた韓国野球チームに完敗しましたが、その背景をこの映画で垣間見ることができます。
オムニバス映画よりも20話程度のドラマでやって欲しかった題材で、韓国社会に関心を持つ方には、楽しく見られる韓国理解の好教材として是非お勧めしたい作品です。