やっぱりおまえはバカじゃない (小学館文庫)
この本に書かれていることが本当だとは信じがたかったが、本を読むうちにそんなことはどうでもよくなった。受験だけじゃなく、人生を長い目で見てこの本に書かれていることは当てはまるだろう。僕も受験生ですが、残りの期間死に物狂いで頑張ってみようと思う。この本は読む価値のある本だと思う。
「嫌消費」世代の研究――経済を揺るがす「欲しがらない」若者たち
単に自分にとっての収拾選択を重視した合理的な消費観念を持っているだけじゃない?
バブル期に若者だった連中が必要のないものまで買って、使わないで捨てたり、リサイクルショップに二束三文で売ったしていたよりは遥かに社会人として人間として高級だけどな。
反対に、バブル期の消費状態は単にアホで馬鹿だった。
今の若者の嫌消費が経済に影響を及ぼすというなら、バブル期の若者は、そのあとの消費に対してのモラルの低下や、安易にお金を借りて自滅する流れを作ったともいえる。
今の若者像を分析して批評する本を書くなら、いずれ、バブル期を批評する本も書いてくれ。
ちなみに自分はバブル期に20代の若者で印刷工場づとめだったが、そんなにバブルの恩恵を感じることはなかったんだよね。
だから、地道に生活する癖がついている。今の若者とは感覚は近いかもね。
多くの都市部やその付近で一人で移動できる手段がいくらでもあるのに、車なんて必要ですか。
でもね、車を買う人たちは減っていてそういうニュースも聞くけど、本とか携帯音楽プレーヤーとかテレビ・ビデオとかそういうパーソナルな娯楽に関するものとかの消費は減っていないし、衣食住に関しては当然、減っていない。