Animelo Summer Live 2009 RE:BRIDGE 8.23【DVD】
アニソン界で夏のイベントといったらこれしかないと言っても言い過ぎではないであろう『Animelo Summer Live』通称『アニサマ』のある意味節目である5年目のライブ『Animelo Summer Live2009 RE:BRIDGE』のライブDVDが発売です!! 年々その規模を拡大させていくアニサマの5周年に相応しいライブ内容になっています。
参加メンバーもアニソン界を代表する人達ばかりで、名を上げれば影山ヒロノブ、奥井雅美、水樹奈々、平野綾…etcなど、各レコード会社の枠を越えて一つのステージで繰り広げられるアーティスト同士の最高のコラボレーション!!
それは一度味わえばまた体感したくなること間違いなしです!!
お恥ずかしながらレビューを書いている私自信もアニサマに魅了され続けている人の一人であります。
このDVDはアニソン好きにも、アニソンをこれから知ろうと思う人にも大変オススメの永久保存版です!!!
戦え!ぬいぐるまー! CD 初回版
一曲目の、「戦え!ぬいぐるまー」は名前の通り、
大槻ケンヂリスペクトな曲と歌詞になっている。
「神の領域」を連呼するサビもなかなかだが、
中盤の語りも変でつぼにはまると何度も聞いてしまう。
映像特典とエンディングテーマも素直に素敵でオススメ
心の折れたエンジェル
一読して残念だなと思った。内田裕也から神聖かまってちゃんのの子まで幅広い付き合いがあり、またアニソン、ロキノン、ビジュアル系などのフェスにアウェーながらも出演する、日本の音楽業界における特異なロックアイコンである大槻ケンヂ氏が書いたものが面白くないわけがない。だからこそ、その視点で描かれた日本のロックフェスの裏側等のネタが単なるエッセイとして消費されることが残念でならない。「それで小説書いてよ!」というのが一ファンとしての思うところである。一応、ロックフェスを題材とした小説の構想はあったと、これもエッセイのネタとして書かれているが、結局筋肉少女帯の楽曲の歌詞に使ったとのこと。ますます残念。以上の理由と、著者が読んだ本などの紹介を、そのエッセイの枕ではなくメインとする「他人のふんどしエッセイ」が収録されている49本のエッセイのうち7本あったことから★三つとした。
暴いておやりよドルバッキー (角川文庫)
オーケンの本は肩肘張らずに読める。帯に劇団ひとりさんが書いていますが、気付けば我が家の本棚でもオーケンの本が一番多かった(笑)渋沢龍彦さんをいつの間にか抜かしてました。筋肉少女帯も復活したし、今年はオーケンが熱い!と僕は勝手に思ってます。オーケンが選ぶ筋肉少女帯楽曲ベスト30も紹介されてますのでファンにはなおのことお薦めです。
グミ・チョコレート・パイン グミ編 (角川文庫)
50%のエロ本と49%のアングラ系映画&音楽、そして1%の純愛でできている青春小説。
何のとりえもないくせに「俺は周りの奴とは違うんだ」なんて変にプライドだけ高いせいで、クラスでも仲間グループを作れずにいるひねくれた高校生が主人公。実は作者の自伝的小説になっている。
読んでみるとわかるけどこれ、もの凄く恥ずかしい話です。各章のタイトルからして「エロトピア」とか「平凡パンチ」とかだし、薬師丸ひろ子の写真集や女子のブルマにやたらこだわったところなんて男性読者は爆笑必至。(女性はどうなんだろう)名の知られた芸能人である作者がよくここまで自伝としてさらけだしたなあと拍手したい気分になる。
そんな感じで最初はくだらないエロバカ小説なんだけど、主人公が恋に目覚めたあたりからちょっと様子が変わってくる。主人公や映画への愛情がたっぷり注がれていて、作者はかつての自分と同じような境遇の少年たちの背中を押してやりたくてこの小説を書いたんだなあ、というのがわかってくる。
プライドとコンプレックスに挟まれてあんまり明るくない学生時代を送っている人は、部屋に引きこもる前にまずこの小説を読むべし。
ストーリー自体は簡単に先読みできちゃう程度のものなので、そこには余り期待しないほうが○。