タイトルどおり、哲学の予備知識を持たない初心者を対象にした本です。
古代から現代までの哲学者30人を、（１）人となり、（２）思想のエッセンス、そして（３）思想を役立てる、と、３つの要素から解説しています。
１人１人の略年表、影響を受けた人・与えた人、読書案内も載っていて、この１冊からさらに知識を広めることもできます。
解説が堅苦しくないので、初心者にも親しみやすく、読みやすいです。
入門書であれば、その表現方法に違いがあっても（１）・（２）についての解説は当然として、（３）に本書の特徴があるように思います。
（１）・（２）を踏まえた上で、その哲学を実生活に結びつけ、ただの知識ではなく『人間の生に役立つ「知」』とすることで、さらに理解が深まるように感じました。
ふむふむ。 QT @ai_can_ 人間は自由という刑に処せられている。フランスの哲学者ｼﾞｬﾝ･ﾎﾟｰﾙ･ｻﾙﾄﾙが言ってる RT @KYOKO_kyonkyon: 全てを自分で決めてるし、選んでいるけれど。ちっとも自由じゃないんだなぁ
LunarHazeはカスタマイズができすぎてまるで決められなくて困る。サルトル風に言うと「自由の刑に処されている」状態。明日の投票先も決められなくて困っていますが、これは種類がちがって、どうすればより自分の票を活かすことができるかって感じ。
ちなみにサルトルや実存主義も山川の詳説世界史ではノータッチ。最後に出てくる学者の名前はフロイト、ヴェーバーにデューイ。精神分析学とプラグマティズムも明記。決して名前出せば良い訳ではないにしても???です。
人間は自由という刑に処せられている。フランスの哲学者ｼﾞｬﾝ･ﾎﾟｰﾙ･ｻﾙﾄﾙが言ってる RT @KYOKO_kyonkyon: 全てを自分で決めてるし、選んでいるけれど。ちっとも自由じゃないんだなぁ
RT @yamazakikoutaro: (続く)その頃、僕は大江健三郎や江藤淳の影響もあってフランスの哲学者で作家のサルトルを読んでいた。そしてサルトルの哲学と思想を勉強しようと思っていた。ところが、山川も慶應の仏文科でサルトルを専攻し、卒論はサルトル論だったという。この「目的をもたない意志」にもサルトルの影は濃い。
@sisacco 自分の見直して驚きました．学生時代にブクログがあれば「カミュ」とか「サルトル」とか並んでたのにw > ブクログって本当に人それぞれなのねぇ。なんか嗜好が出ちゃうね。へへへ
