失われたミカドの秘紋 エルサレムからヤマトへ 「漢字」がすべてを語りだす!
歴史好きが最期に辿り着くのが「日ユ同祖説」だと思う。
これを暴論とする方がロジックが立たないのではないかと昨今思うようになってきた。
本書はわざわざ小説風にする必要は無かったのでは、とも思われたが、次から次に押し寄せる新たな知識の発見に
そのわずわらしさは吹き飛んだ。特に、中国歴代王朝の見方については深く唸らされた。
歴史ロマンやミステリー的なカテゴリーに置いておくにはあまりに惜しいと思われる。
とにかく歴史好きは迷わず読めべし。
幕末 維新の暗号
幕末史に興味がある方が、ミステリーとして読むのであれば本当におもしろい!と思います。
が、残念に思ったのが伊藤博文の写真の検証箇所でフルベッキ写真で伊藤博文と表記されて
「ない」人がいきなり伊藤博文として検証されていたこと。読み返して伏線を探しましたが
ありませんでした。 辻褄合わせの乱暴な感じ。ここでがっかりしました。
陰謀の天皇金貨(ヒロヒト・コイン)
半日で一気に読み終わりました。コイン商という、日本ではあまり知られていない職業の男性がある陰謀に巻き込まれる冒頭から始まり、これでもかという位に日本史をぶった切る内容が暴かれていく…表紙に惹かれて購入しましたが期待を裏切らないショッキング度!