グアテマラの弟 (幻冬舎文庫)
やっぱり、面白いな〜と感じる人は文章も面白い!!
期待を裏切らない、というかこんな文章の書き方をする人だったのかと気づかされ、期待以上の内容でした。
弟さんの話は、テレビのインタビュー番組で話題にあがっていたのを聴いたことがあったが、その弟さんメインの話なら
絶対おもしろいだろうと思って読んでみた。
サバイバルな感じもするけど、あったかみ溢れてて、こんなふうに訪ねる場所があったらいいなぁと羨ましくもなった。
わたしのマトカ (幻冬舎文庫)もそうだが、本の表紙もキレイ☆
弟の親友 (SHYノベルス)
弟の親友だった男に6年ぶりに再会した主人公。
喧嘩別れした2人がなんとか仲直りできないかと願い・・・
すれ違う2人のあまりのせつなさに泣きました。
本編と違って
番外編は甘いストーリーだし楽しんで読みました。
弟
石原裕次郎の意気揚々とした人生がとてもよく伝わってくる1曲目、
兄弟が苦難の時を乗り越え、手を取り合って進んでいく様を躍動的に表現した5曲目。
上記に限らず、どの曲も実に聴かせる内容に仕上がっていると思います。
何というか、サントラを聴いていると、大きな帆船で船出をするかのような気分になりました。
テレビで放映される前に発売されていたのには驚きました。
とてもお勧めなサントラだと思います。
小学五年生 (文春文庫)
私の故郷が広島で、重松さんが岡山と山口で生まれ育っているため、故郷の方言がそのまま出ていて、それだけで懐かしく感じます。本書は17編の短編集ですが、どれも主人公は小学5年生の男の子です。半分大人の世界が見えはじめ、背伸びをしても大人の世界に入っていけないもどかしさを感じるのがこの頃です。異性を気にし始めたのもこの頃で、遊びや勉強などの行動範囲も急激に広くなるのもこの頃です。自分が小学5年生だった頃を懐かしく思いながら、そして今ちょうど小学5年生の長男のことを考えながら一気に読み終えてしまいました。テーンエイジの入口に立つ小学5年生は人生の中では非常に中途半端な位置だけど、成長の過程では非常に重要な年だったんだなと改めて感じました。
おとうと [DVD]
私の姉さんは義理のねえさんで血の繋がりはない。この映画の岸恵子(息を呑む美しさ)みたいな美人、というのは嘘。あの怖いアメリカの女優さんに似てるが誰かはいわない、殴られるから。当てたら10000円進呈。渋沢龍彦は「日本人の心性の奥底に潜む姉弟相姦願望」を「姉の力」というエッセイで鋭く指摘している。小生がフロイドのエディプス・コンプレックスに疑問があることはガタリ=デゥルーズ(自殺した)の「アンチ・オイデプス」のレビューで短く触れておいた。自己を省みてフロイドのエディプスは全然ない。夢も見たことない。マザコンでもない。いい年して母親に甘ったれているのは依存症でエディプスコンではない。日本人は「姉弟相姦」願望である。シスコンともちょっと違う。渋沢以外に指摘した人知らない。みんな馬鹿。この市川昆の「おとうと」は渋沢、私の「仮説」を証明している。さて?姉さんは私がAさんを好きなことを鋭く指摘「今からでも遅くないから愛してるといいなさい。結婚すれば昔から素敵な人よ」と東京で「お見合い」どころか伊豆への婚前旅行さえ提案した。人のいうこと聞かない人。Aさん迷惑だろ。お会いして食事位はするかもしれない。シャラポアのロシアに逃亡しようと思ったらパスポート去年で切れてた。姉さんお金少し貸して。年金でたら返すから。