
こりずに 柴犬さんのツボ (タツミムック)
毎度ながらほのぼのした雰囲気が伝わります。
画も妙にポイントを突いていて(プロだから当然でしょうが)、とにかくあっという間に読んでしまいます。
読んでいて「あ、もう最終ページが近い…」とか思って、ゆっくり読んだりします。
柴犬とかつて暮らしていた自分には、また続刊を読みたいなと思わせます。

続・星守る犬
先の本や、この本の後半の話は、なんとなくちょっと切ないというか
リアルすぎてもやもやするところがある。
(おじさんも少年も、一般人から見るとちょっとひっかかる)
でも、この本の前半の偏屈なおばあさんの話は文句なしによかった。
パーフェクトな短編漫画だと思う。
これだけでお金を払う価値がある。
続の方が好き。
先のものがあまり好きになれなかった人も手にとって見てほしい一冊。

星守る犬
某テレビ番組でお勧めだった本書。
薦められるままに購入して読んでみました。
本のタイトルである本編と併載されたストーリー。
そして作者のあとがき。
全てを読み終えたとき、こみ上げるものがあって涙しました。
いろんなご意見があるでしょう。当然です。
しかし、この本を最後まで読んで感じた自分の心を素直に受け止めたい。
もし何かの縁でこの本を手にすることがあれば、“あとがき”まで
しっかり目を通してみてください。
あとがきからの引用ですが、今の世の中を見渡すとおなじこと考えてしまいます。
「普通に真面目に生きている人が理不尽に苦しい立場に追いやられていくような
そんな世の中だけは勘弁してほしいです」