キミがいる
久々のアップテンポの曲で、夏にぴったりです。
ホタルノヒカリ2の主題歌ということで、聖恵ちゃんが前作(ホタルノヒカリ)を見て、
鼻歌から作ったそうです。
なんとなくそのホタルノヒカリの主人公「雨宮(アホ宮)蛍ちゃん」の頑張っている姿が
目に浮かぶような歌詞ですね。
これで、巨人ファンの水野良樹氏作の「スピリッツ」と
アルバムとアレンジを変えた、山下穂尊氏作の「秋桜」がカップリングされていれば、
いきものがかりの夏歌CDとしては最高でしょうか?
ライフ アルバム
1stアルバムで鮮烈な躍進を見せたいきものがかりの2ndアルバム
「夏空グラフィティ」「青春ライン」「茜色の約束」「花は桜、君は美し」
収録されているシングルがどれも季節感溢れるもので大好きなので
このアルバムも期待していましたが…期待以上、とても素晴らしい作品に仕上がっています
1stでは"1年"を描いたのに対し今回のテーマは"1日"
「Good Morning」パワフルなサウンドで朝、そしてアルバムの始まりを予感させると
幸福感溢れる「茜色の約束」、夏のワクワクするような躍動感のある「夏空グラフィティ」「青春ライン」
とシングル曲が続きます
次にいつもより可愛らしい声で歌う「@ miso soup」(朝の象徴・ミソスープ)
可愛いサウンドや声と裏腹にシビアな歌詞がいい味でてます
そして降り始めた雨、悲壮感漂う「ソプラノ」
冬から春への移り変わりを描いたシングル曲「花は桜 君は美し」
朝、自転車の通学シーン、青春のドキドキを歌った「ちこくしちゃうよ」
自らが"いきものがかり"という道へ進む決意が描かれる「心一つあるがまま」とテンポよく続きます
そして「ニセモノ」、まずタイトルで"ドキッ"としてしまう
どこか荒廃したようなサウンド、「絵空事」「世捨て人」なんてシニカルな歌詞が飛び交っており
"あ、いきものがかりはこういう曲も歌えるのか"と思いました
「東京猿物語」 こちらもタイトルで"ドキッ"とする(違う意味で)
屋台の売り声から始まり、先の曲とは違い、お祭り気分でとにかく盛り上がれ!!といったどこか古風な曲
またここでも新たないきものがかりの魅力を発見しました
最後に個人的にアルバム最大の目玉だとも思います、「月とあたしと冷蔵庫」
タイトルからも感じられる郷愁、孤独…そして決意
アルバムの最後を静かな夜で飾ります
ボーナストラックには「茜色の約束」のアコースティックバージョンを収録
ボーカルのみのパートには思わず鳥肌が立ちました
アルバムの装丁も前作同様に豪華で、遊び心満載のパノラマフォトシートも必見
"いきものがかり"らしさも、新たな魅力も詰め込んだ「ライフアルバム」
最高です