Singles Going Steady
BUZZCOCKSの気が乗らないままリリースされてしまったベスト盤。前半はやはりシングルカットというだけあってポップで速いBUZZCOCKS節が炸裂している。BUZZCOCKSといえばマイナーコードが有名だが、以外にもこのA面(1〜8曲目)には「Ever fallen in love」と「Harmony in my head」の2曲しかマイナーキーの曲がない。なおこのA面の曲は現在もライブで必ずといっていいほど演奏している(Everybody's happy nowadaysだけはないかも)。
B面はA面のシングル曲のカップリング。私の友人もこのベスト盤を持っているのだがB面は全く手をつけていない様子。確かにシングル曲のようなインパクトはないかもしれない。しかし隠れた名曲がこのB面にはしっかりあるのでちゃんと聞いてみてほしい。BUZZCOCKSの本当の良さがわかるはずです。
ちなみに最近出た「Flat pack philosophy」、「Buzzcocks」も最高なので一緒に購入してみては?
Operators Manual: Best of
いいです。BUZZCOCKS。大好き。パンクの洗礼を受け始まったバンドですが、ハスカードゥなどと並べられ、後のメロコアのひとつの原点といわれるように、ポップセンスに秀でたものがあります。
聞きやすいメロディに、ピート・シェリーのヘロヘロヴォーカル、雑なギターが乗っかってすばらしい感じに仕上がっています。シングルベストもいいですが、こちらには「人生が分からない」も入っているし曲数も多いし初心者の方はオススメです。