プッチーニ:トスカ
カッレーラスに関しては、カヴァラドッシは3つの録音
を残しているが、これがその中でもっとも充実しており、
文句なし最高の出来。
カバッレ姉とのスペイン・コンビは最高!
トスカにはカッラスとテバルディという最高峰が存在
するため、他の歌手は軽視されがちだが、カバッレや
カバイヴァンスカといったリリックなアプローチの偉大な
トスカもいるということを声を大にしていいたい(但し、
リッチャレッリは声量の点で問題外)。
カバッレの気が遠くなるような美しい高音ピアニッシモ
には、身体ごと天界に吸い込まれてしまいそうな錯覚
すら覚える。
個人的には、最高のうちの一枚(除スカルピア)。
自己ベスト-2
古い曲はリメイクしてあって、また新鮮に聴くことが出来ました。
リメイクだって大変な労力だったろうに・・・。
何だかんだ言って小田さんも60歳越え。
音楽スタイルも「音楽」というものの良さを多くの人に伝えようと、自らテレビ番組を持って出演したり、今年も「クリスマスの約束」を演出してもらえたり。
私は1ファンとして、若い頃と同じように新曲アルバムをポンポン出す事は大して望んでいません。
勿論新曲を沢山出してもらえれば嬉しいですが、今は小田さんの元気な声を聴けるだけで、ただそれだけで嬉しいです。
選曲はあくまでも小田さんの「自己ベスト」と謳ってるんだからそれでいいと思います。
私は「小田さん自身は、自分でこの曲が好きなんだ」と思って聴いています。