蟲師 二十六譚 Blu-ray BOX
DVD特装版を全巻持っていましたが、作品があまりにすばらしいので、BD−BOXも購入してしまいました。
DVDは甥っ子に持たせました。
映像も音も深みが増し、100インチスクリーンで見ても映像に破綻がありません。
大変満足いたしました。
しかし、DVDもかなりの高画質だったと言う事がこの商品を購入して解りましたので、TV等での鑑賞であれば映像的にはDVDでも充分だと思います。
しかし何度観ても名作です。
蟲師~天降る里~(特典無し)
世界観が蟲師という漫画がもとですが、漫画を知らない人でも「蟲師は蟲を集める人」くらい知ってればできるかも。
全体的にのんびりと自分のペースでできるゲームです。
田舎の雰囲気が好きな人、田舎に逃げたい(笑)人におすすめ。
のったりのったりやってても(私がプレイした限り)期限切れということはありません。
あと、昆虫収集など、何かを集めるのが好きな人は楽しいかも知れませんね。
主な行動は里を行ったりきたりしての蟲集めなので。
私はギンコが一人喋りまくってる(ボイス有り)のには吹きました。
派手な演出は皆無ですが、じんわりとした幸せなどを感じられるゲームだと思います。
蟲師 初回限定特装版 第四集 [DVD]
もうクオリティの高さについてはさんざん言われており、今更のような気もしますが。
この作品で描かれるのは、派手で見た事もない物ではなく、
懐かしく、美しく、馴染みのある風景、道具、しぐさ。
だから逆にごまかしがききません。
雪中や山道の歩き方、ご飯のよそい方、蝶結びの仕方、筆の置き方、倒れ方、
糸の紡ぎ方、箸の使い方、松葉杖の使い方...挙げていたらきりがありませんが、
すごい地味なところまで、本当に美しく描いてくださっていて、
何度観ても「こんなところまで!」と驚きます。
テーマカラーも、後半は特に繊細な、日本の伝統色が採用されており、
色彩設計が非常に細やかに。それでいて華やか。
「蟲師空間」で毎週放送前に色名が発表されるのが、楽しみで待ちきれませんでした。
そうそう、「蟲師空間」でリアルタイムにスタッフの方々のお話を読めたり、
他の方の感想や、色々「蟲師的」な話題を楽しめたりしたのも新鮮でした。
これが週1回のペースで仕上げられていた事は驚異的。
どれだけ大変だったか想像もつきません。
この巻収録までで、地上波放送は終了しましたが、
少しは残り6話(BS放送分)にむけて時間が取れたでしょうか...
スタッフの皆様、本当にお疲れさまでした&ありがとうございました。
蟲師 オリジナル・サウンドトラック 蟲音 前
原作のファンで、始めはアニメ化が心配でしたが、とても素晴らしい作品になっていると
知ってから、あのような深夜の時間帯に放映されているのが、世界観に似合っている、
でも人にあまり知られないであろうから悔しいな……という気持ちでした。
そう思う原因のひとつに、音楽の美しさがありました。
なんとなく日本風のものを想像していたのですが、『昔』や『時代』、『国籍』など、
そうした型にはまったものを感じさせない音楽です。
それはおそらく、蟲師が目の当たりにする世界……人間の世界と蟲の世界の境界を
音楽にしているからなのだろうなと考えます。
蟲師でない我々には、スピーカーから流せばインダストリアル系、ヒーリング系
といった印象があり、ヘッドフォンで耳にすれば、そこには不思議で、
懐かしささえある美しい世界の音色がこだまし、広がります。
全体的に洒落ているという印象もなく、英語で歌われているテーマソングにも
全然違和感を感じないのは、この音楽が作品と一体となっている、
作品を上手く捉えているということでしょう。事実、とてもいいです。
憑かれたように、ただただ繰り返し聴きたくなる。
蟲師を知らない人にも胸を張って勧められる珠玉の1枚。
後編も勿論購入します。
「蟲師」オリジナルサウンドトラック 第二弾 蟲音 後
このサウンドトラックは、BGMと各話に一曲づつイメージを凝縮し尽した、エンディングテーマが集められた秀逸の一品です。
『蟲師』を知らなくても、癒しが必要な方は一度お聴きになる事を、私はお薦め致します。
それを言うのも、私が癒されて居るからです。
他の人の意見では、前作の方が上とありますが、それは人それぞれの感想なので、興味のある方は、自分の耳で確かめて欲しいです。
私はどちらも、質の良い作品だと感じています。
『蟲師』の世界観は『開国されていない日本』だと言う事です。
進化する時間の流れを緩め、見える人には妖怪とも幽霊とも取れる『蟲』を、『蟲師』の主人公『ギンコ』は生命の源に近い者達と例える。
淡々としていても独特な世界観をモチーフにしている『蟲師』を、この曲はより一層の深みのあるものに仕上げてくれています。
アニメも、完璧と言って過言では無い程、原作に忠実な仕上がりで、私は心の底から満足しています。