モーニング娘。サスペンスドラマスペシャル「三毛猫ホームズの犯罪学講座」「おれがあいつであいつがおれで」 [VHS]
なっちが『三毛猫~』、よっしーが『あいつがおれで』に出演しています。その後、なっちは『仔犬のワルツ』でも活躍するなど、女優業への足がかりとなったのが本作ではないでしょうか?よっしーの方は男女が入れ替わってしまうという定番のストーリーですが、なかなか自然体で爽やかな演技です。
キラキラ 魔女ッ娘 Cluv
ブーツィー・コリンズmeetsおジャ魔女どれみとか
加護亜依meetsパブリックエネミーなんかの
何事か?と思わせる強烈な企画で思わず手にとってしまったわけですが
P.E.は現行のトラックメーカーが参加しているということで昔のターミネーターXやボムスクワッド的なハードで怖めな感もなく
ジャケ通りのキラキラしたアニソンカバー集ということで落ち着くべくして落ち着いている印象です。
クリストファー・ジャストなどテクノ系のハードなメンツも
原曲のイメージや歌い手のカワイ子ちゃん達に合わせることに腐心してる様子で
その分、国内のエレクトロ系の人達の方が本領を発揮して生き生きしているように思います。
相変わらずワウの効いたベースを引きまくるブーツィーは
流石にブーツィー以外の何者でも無いといった印象ですが
初めてメンバーのリストを見たときほどの衝撃はアルバム全体としてありません。
今の流行に乗ろうとしたP-vineの人達ですが、
この手をやるには、やっぱちょっと趣味渋すぎました…といったところでしょうか。
せっかくの異色のメンツなので中途半端に合わせるよりは振り切って欲しかったという感はあります。
ただ、篠原ともえもトラックをつくっていたり話題には事欠かないし
曲数も多く、クオリティは高いものがあるので
あまりの過度な期待をしなければ、お得感はあります。
加護亜依写真集 『LOS ANGELES』
「露出度が高い写真集を一度出してしまうと次の写真集も同じ方向性で…。」そんなルールや、そのルールに縛られたスタッフが、加護さんの魅力を潰していると思います。加護さんの魅力よりも話題性を先行させた利益追求型。被写体の魅力や可能性を見付けようとしていない彼らが手掛けた作品の出来が、良い訳がないのです。
「現在の被写体・加護亜依の魅力には、露出はいらない」と思います。 私はこの写真集の中で、露出度を意識しない服を着て楽しそうに笑う加護さんの姿に魅力を感じました。
デビューしてから作られてきた「虚像」。解雇後の活動からはそれを捨てようと躍起になっていて、でもそれが良い方向に行っているようには見えず、痛々しかったです。今の「加護亜依」に、モー娘。時代の名残を求めるファンの方もかなり居ると思いますし、私もまた、その1人である事は否定出来ません。それが「虚像」を求めるからなのか、加護さんの今を見て思う事なのか…正直分からず、切り離せないのです。 ファンである私でもそうなのだから、被写体として「自分の魅力」を表現する立場にある加護さんは、物凄く大変だと思います。
最近の音楽活動では新しい事にチャレンジしていて、それがとても楽しそうなので、見ているこちらも嬉しくなります。音楽は声質が関係するので、ジャンルの幅は限定されるものの、その「限定」が「個性」となり得ます。しかし写真集の為の完全な「被写体」となった時、「虚像」との「対立」や「逃げ」がまだまだ根強く付き纏い、ビジュアル面での表現では葛藤や苦悩があるのを感じます。
「加護ちゃん」をなかったことと拒絶し、無理矢理「本当の加護亜依」を作ろうとしている様で…。
音楽・女優活動で今よりもう少し大物になれれば、質の良いスタッフにも恵まれると思うので、そんな意味でも加護さんの活動を応援したいです。
次の写真集に期待しています。