【魂ウェブ】 聖闘士聖衣神話 暗黒スワン&暗黒ドラゴン(ブラックスワン&ブラックドラゴン)
通常の青銅聖衣の頭部の造形が新規、オリジナル青銅聖闘士用の叫び顔が付属する以外はほぼリペイント品です
「暗黒スワン」
頭髪の造形が専用のものになり前髪が設定通りマスクに掛かっていません、ただ顔は設定画と比べるとマツゲがパッチリしていて悪役っぽくないです
マスクは2種類付属し一輝に氷河の拳を教えるためにへし折った白鳥頭部(予備あり)とそれに対応した白鳥ヘッド無しのマスクが付属します
手首は氷河と同一のものが付属し劇中では使用しない氷結リング用の手首も付属します
この手首は他の暗黒聖闘士とデザイン、カラーが一緒なのでドラゴンにコンバートして「指一本で吹っ飛ばす」という使い方も出来ます
聖衣を装着した感じは膝アーマーが外れやすい事を除けばあまり難を感じませんでした
「暗黒ドラゴン」
瞳が設定通り白目部分がややスモークがかっていてとても良く出来ていると思います
暗黒聖闘士はマスクを外した描写が無いので頭髪は紫龍と同一のものが付属
聖衣は肩のホールディングジョイント、スカートの分割もあってアクションポーズが決まりますが彼には特に必殺技といえるものが無いのが残念
スワン、ドラゴン両方に言えることなのですが色移り防止の為の聖衣の内側に塗装をしないという処理がやや中途半端な部分もあり特に上半身はアクションさせると胸部や肩に接触し素体に色が移る可能性があるので遊ぶ際には注意が必要です
ブラック・スワン デラックスBOX〔5000BOX数量限定〕 [DVD]
「白鳥の湖」をテーマにした舞台を前に、、
白鳥と黒鳥の1人2役を割り当てられたバレリーナが苦悩する話。
バレエを題材にした話によくある役柄を取り合う話ではなく、
自分の役柄がうまく演じられない主人公が
それについて苦悩し、ノイローゼに陥っていく流れ。
とにかく素晴らしいデキで、プレッシャーと自己嫌悪で悩み、
どんどん現実との区別がつかなくなっていく演出が見事。
これだけたくさんの鏡が出てくるのも関わらず、
カメラがまったく映り込まないだけでなく、鏡を活かした演出も光っている。
主人公が手に入れたい生き様を持った悪友が
徹底して黒い服装、濃いメイクでフェロモンを振りまき、
対する主人公が白い服装を身にまとい、弱気で真面目に過ごす対比も良い。
極端に嫌な登場人物が出てこないシナリオもよくできていて、
主人公は誰かにイジめられているわけでもなく
誰かに騙されているわけでもない。あくまで自分自身で深みに陥っていく。
観ている方も何が現実で何が妄想かわからなくなり、
どんどん主人公と同化していく。その見せ方がとにかく素晴らしい。
まさに白鳥だった主人公が黒く染まっていくよう。
特撮技術の使い方も非常にうまい。
ラストもダラダラと引っ張ることなく、最高の瞬間でスタッフロールが始まる。
後半の1時間から最後の大舞台にかけては
まさに息をのむジェットコースター感を味わえる。強くオススメ。
BLACK SWAN
劇場で観た映画は迫力があり、まるでジェットコースターに
のっているような気分にもなったのだけれどサントラが
気になっていたので購入しました。
一番最後の曲を聴くと、最後の方のシーン
も思いだします。
比較するというよりもこのサントラはこの良さがあります。
クラシックの方も改めて聴き直していますが、両方楽しめる
と思います。
映画のサントラを買ったのは久しぶりですが満足です。
聴いてみてよかったです!
ブラック・スワン[下]―不確実性とリスクの本質
筆者タレブは相当達観している。ある程度今まで本は読んできたつもりだし、それなりにデータに基づいて将来を予測できるという思いはあったが痛快にケチらされる事となったw
タレブの言う'ブラックスワン'とは?
むかし西洋では、白鳥と言えば白いものと決まっていた。そのことを疑う者など一人もいなかった。ところがオーストラリア大陸の発見によって、かの地には黒い白鳥がいることがわかった。白鳥は白いという常識は、この新しい発見によって覆ってしまった。
以下の3つの特徴を持つ。
1.予測できない事
2.非常に強い衝撃を与える事
3.いったん起こってしまうと、いかにもそれらしい説明がでっち上げられ、実際よりも偶然に見えなくなったり、あらかじめ予測可能だったと思えたりする事。
例に挙げられている最近の事例は
911のテロ、08年の金融危機、そして毎年どこかで起こる巨大自然災害etc..
私たちが過去のデータや事例から未来を予測する事は難しい。しかし、それをわかっている人間は多くない。タレブの言うところの未知の未知。
事実、アナリスト、エコノミスト、トレーダーの予想はそうしたブラックスワンを考慮に入れていない、故にその外れ値は大きすぎる。仮にあたったとしてもその割合は、予測数全体の極めて少ない割合だ。少ない事例にも関わらず、認識しやすいという点において論理だてられた話は人々が好む。その割合がどれだけ小さなものだとしても。
後からの理由付けはいくらでも可能だ。理由付けられた話しは人々の頭に残りやすく、前もって予測も可能だったかのような錯覚に陥る。
仮に成功する起業家、億万長者の資質を研究した本を読んでみよう。そこには成功者の共通項としてこうした事があげられる、勇気があって、リスクを取れて、楽観主義で、云々...一方同じだけの資質を持った人間がどれほど歴史上から葬られたのか...?その違いは何だ?純粋に運以外の何ものでもない。
統計・データをみるときはそれに何が含まれていないかを考えることが重要だ...
とはいえ、ある程度モデルは単純化しないと考えにくいし、人に伝えるのも難しい。筆者は相当浮世離れしている。なにせテレビも新聞も数十年間見てないという程(無意味という結論に至ったらしいw)
私らが認識出来うる範囲外の要素が多く複雑に影響しあうため、未来は不確実だ。
それを踏まえてどういうリスク対策を進めていくべきか。考えさせられる一冊。
とりあえず下巻を読んでみようっと☆
ジ・イレイザー
あのトム・ヨークのソロと聞くと期待せずにはいられないが、雑誌などでのレビューを見ると「あのトムからすると平凡な作品」とか「期待はずれ」などと書いてある。
でもこれはRADIOHEADの新作ではないので、RADIOHEADと比べるのはお門違いだと思う。
RADIOHEADではやれないことをやった作品なのだから、違っていてあたりまえ。RADIOHEADのキーパソンである彼のソロ作品は、あの繊細で傷つきやすい雰囲気はもちろんそのままにもっと優しい、意外と内省的ではない、外に向かったイメージを抱いた。
RADIOHEADのとんがったかっこよさ、心の痛みとは、また違うトムの世界。
この作品を聞いて、RADIOHEADがトムだけのものでなく「バンド」として成り立っているのだということも改めて思い知らされた。
トム・ヨークだから過剰に期待されているのだろうが、なんの予備知識もなく聞けばこれはなかなかの秀作である。
ただ、日本盤の邦訳が松井五郎氏による手書きなのが頂けない。
手書きの文字には好き嫌いもあるし、特に魅力的もない文字がトムの歌詞を台無しにしている気がした。なんで活字じゃないんだろう・・・
レコード会社の変な小細工はいらない。